mouse G-Tune DG(Core Ultra 7 265 / RTX 5060 Ti) |240mm水冷×最新RTX 50で万能ミドル
Core Ultra 7 265とGeForce RTX 5060 Ti(16GB)で、1080p〜1440pのゲームや動画編集をバランス良くこなすゲーミングタワー。TB4やWi‑Fi 6E、3年保証が心強い一方、電源は80PLUS Bronze、前面Type‑C非搭載など細部は割り切り。
結論
買っていい人:1080p〜1440pの高設定ゲームに加え、配信・写真/動画編集も1台で安定してこなしたい人。TB4やWi‑Fi 6E、3年保証も含めて“長く無難に使える構成”を選びたい層に向く。
見送るべき人:4Kウルトラ設定や重いレイトレ重視、静音/消費電力に徹底的にこだわる、あるいは電源品質(Gold以上)や前面Type‑C必須の人は別構成・上位GPUを。
RTX 5060 Ti(16GB)+Core Ultra 7 265で1440pクラスが主戦場の万能ミドル。
240mm水冷でCPUの温度・騒音を抑制しやすい。長時間のレンダや配信でも安定に寄与。
Thunderbolt 4×1はCPU内蔵GPU経由で映像出力対応。ゲーム用モニタはGPUのDP/HDMI接続が鉄則。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / タワー型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | mouse / G-Tune DG(DGI7G6TB83SJW105AZ) |
| メモリ | 32GB(16GB×2 / DDR5-5600) |
| ストレージ | M.2 SSD 1TB(NVMe Gen4×4)。 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti(16GB GDDR7) |
| 無線 | Wi‑Fi 6E(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n、最大2.4Gbps)+ Bluetooth 5。 |
| 入出力 | Thunderbolt 4 ×1(背面 Type‑C、映像出力対応:CPU内蔵グラフィックス経由)/ USB3.0 ×9(前面 Type‑A×2、背面 Type‑A×7)/ 有線LAN 2.5G(Intel I226‑V, RJ‑45)/ GPU側 映像出力:DisplayPort ×3、HDMI ×1。。 |
| 外部出力 | dGPU:DisplayPort×3、HDMI×1。TB4(Type‑C)はiGPU経由で出力対応(高リフレッシュ・多画面はGPU端子推奨)。 |
| サイズ / 重量 | 205.00×411.00×400.00 mm |
| OS | Windows 11 Home |
CPU:Intel Core Ultra 7 プロセッサー 265/チップセット:Intel B860/電源:750W 80PLUS Bronze/CPUクーラー:240mm水冷。キーボード・マウス・モニタは別売。
最新ミドル級:Core Ultra 7 265+RTX 5060 Ti(16GB)、32GB/1TB、240mm水冷、TB4・Wi‑Fi 6E・3年保証。
16GB VRAMで高解像度テクスチャも余裕。1440pの“高設定”を狙う人にちょうどよい。
240mm簡易水冷でCPUのピーク温度と騒音を抑えやすい。長時間プレイ/エンコード向き。
TB4はiGPU経由。ゲーミングはGPUのDP/HDMIへ接続しよう。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
最新世代GPU+十分なVRAM:RTX 5060 Tiの16GBで1440p高設定が狙いやすい。
32GBメモリ標準:配信+ゲームや写真/動画編集の同時進行が軽快。
240mm水冷CPUクーラー:温度と騒音を抑え、ブースト維持に寄与。
TB4・2.5G LAN・Wi‑Fi 6E:有線/無線ともに高速で周辺機器連携もしやすい。
3年センドバック保証&24/365サポート:長期で安心して使い倒せる。
注意して選びたい点
電源が80PLUS Bronze:効率や余裕度はGold以上に劣る。将来の上位GPU化には再考余地。
前面Type‑Cなし:USBは前面Type‑A×2のみ。最新周辺機器は背面運用やハブ前提。
TB4の映像出力はiGPU経由:ゲーミング用途ではGPU端子へ接続しないと性能が出ない。
ストレージ1TBは心許ない:大型タイトルを多数入れるとすぐ満杯。増設/外付けを想定。
キーボード/マウス非同梱:別途用意が必要。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見るCPUは水冷で静かめ。ただしGPU負荷時はファン音が出るのは前提。 |
| 軽さ・持ち運び | × |
理由を見るタワー型で重量級。移動運用は不向き。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見るデスクトップのためバッテリー非搭載。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見る最新世代+32GB+3年保証は安心感。電源がBronzeで割安だが品質重視派には微妙。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキーボード/マウスは別売。好みのデバイスを別途用意する前提。 |
| 画面の見やすさ | × |
理由を見るモニタは別売。リフレッシュレートや解像度は好みで選定。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る性能的には余裕。ただしカメラ/マイクは外付けが必要。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見る高速CPU/SSD/メモリ32GBで大量タブやOfficeも快適。 |
| 写真・軽い動画編集 | ○ |
理由を見るVRAM16GBと32GBメモリで4K素材の軽作業まで余裕。重い長尺は上位GPUが有利。 |
| ゲーム | ○ |
理由を見る1080p〜1440pの高設定を狙える。競技系は高fps設定に最適化を。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見るTB4/2.5G LANで周辺連携○。メモリは十分だが、ストレージは増設推奨。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るタワー筐体で拡張しやすいが、電源の余裕や空きベイ/スロットは構成確認が必要。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
GPU端子接続が必須:TB4はiGPU経由のため、ゲームの外部モニタはDP/HDMI(グラボ)へ。
水冷はCPUのみ:長時間ロード時の騒音はGPUファンが支配的。ケースエアフローの最適化が効く。
1TBだと最新タイトルで圧迫:大型ゲーム+クリエイティブ素材で容量がすぐ埋まりがち。
実機の静音性・温度は設置環境や周辺ファン構成で変動します。モニタ接続は用途に応じGPU端子優先が基本。
注意点ガイド
前面USB Type‑Cがない
電源が80PLUS Bronze(効率・余裕はGold未満)
TB4の映像出力はiGPU経由でゲーミング非推奨
1TBストレージはゲームと編集素材で不足しやすい
キーボード/マウス・光学ドライブが付属しない
購入前に電源のグレード/容量、前面I/O、増設計画(SSD/HDD)を確認。ゲーム用モニタはdGPU端子へ。
比較・代替案
メモリ増量(64GB):配信+編集の同時進行やAfter Effects多用なら余裕が生まれる。
SSD増設/2TB化:大型タイトル+編集素材を扱う人は最初から容量を盛る。
上位GPU構成:4K/レイトレ重視なら上位GPU搭載モデル(同シリーズに用意があれば)を検討。
より静音・高効率:80PLUS Gold電源や静音ケース採用のタワーPC。長時間プレイ重視に。
コスパ重視:RTX 4060/4070級+16〜32GB/1TBのセール品(THIRDWAVE GALLERIA など)。
小型志向:場所を取らないミニタワー/小型デスクトップ。ただし冷却・拡張性は要妥協。
同価格帯では電源グレードや前面I/Oに差が出やすい。用途に合わせてI/O・電源・冷却を比較しよう。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
G-Tune DG(Core Ultra 7 265/RTX 5060 Ti)は、“1440pが主戦場”の万能ミドル。32GBメモリと240mm水冷で長時間のゲームや編集も安定し、TB4やWi‑Fi 6E、3年保証まで揃う。一方で電源はBronze、前面Type‑Cなし、ストレージは1TBスタートと割り切りポイントも明確。
買ってよい人:1080p〜1440p中心でゲーム・配信・編集を幅広く楽しみたい。拡張しつつ長く使いたい。
見送る人:4Kウルトラや重量級レイトレ、超静音/高効率電源、前面Type‑C必須など“細部まで理想追求”派。
初期構成で不足しがちなストレージは、購入時BTOまたは早期増設が賢い。モニタはdGPU端子に接続。
用語の超かんたん解説
- Thunderbolt 4
最大40Gbpsの高速I/O。映像出力(DP Alt)にも対応するが、本機はCPU内蔵GPU経由のため、ゲーム用はグラボ端子推奨。
- 80PLUS Bronze
電源の効率認証。Bronzeは“標準的”で、Gold/Platinumほど効率や発熱・静音で有利ではない。
- B860チップセット
Intel 800番台のメインストリーム向けチップセット。必要十分なI/Oを備え、オーバークロックは非対応が一般的。
