Microsoft Surface Laptop Go(12.4型, THJ-00034) |“軽くてシンプル、3:2タッチ”
最も軽いSurface Laptop系。12.4型3:2タッチ/第10世代Core i5/8GB・256GB/USB‑C & USB‑A/Windows 10 + Office H&B 2019。用途は日常〜学業が中心。
結論
買っていい人:軽さと扱いやすさ最優先で、Word/Excel/学習サイト/動画視聴/ビデオ通話を快適にこなしたい人。フルサイズのキーボードと大きめトラックパッドで入力も無理がない。
見送るべき人:重い動画編集/3Dゲーム/同時に多数アプリを開く作業。8GBメモリと旧世代CPUでは余裕が小さめ。端子は最小限で拡張も限定的。
12.4型3:2 PixelSenseタッチ(1536×1024, 148ppi)で資料やWebが見やすい。
約1.11kgの軽さとスリム筐体。持ち運びしやすい。
必要最小限の端子:USB‑C/USB‑A/ヘッドホン/Surface Connect。HDMIやSDは非搭載。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | ノートパソコン / クラムシェル型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | Microsoft / Surface Laptop Go THJ-00034(Ice Blue) |
| 画面 | 12.4インチ PixelSense タッチ(1536×1024, 148ppi, 3:2, 10点マルチタッチ) |
| メモリ | 8GB LPDDR4x() |
| ストレージ | 256GB SSD |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(統合GPU) |
| カメラ / マイク | 720p HD フロントカメラ(f/2.0)/ デュアルStudio Mics / Omnisonicスピーカー(Dolby Audio対応) |
| 無線 | Wi‑Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.0 |
| 入出力 | USB‑C ×1、USB‑A ×1、3.5mmヘッドホン端子、Surface Connect |
| 外部出力 | USB‑Cから映像出力(DisplayPort Alt Mode対応)。 |
| バッテリー | 最大約13時間(公称・利用条件で変動) |
| サイズ / 重量 | 278.18×205.67×15.69 mm / 1110 g |
| OS | Windows 10 Home(Sモード)+ Office Home & Business 2019 |
数値はメーカー公称値。構成・市場により仕様/ソフト付属が異なる場合があります。
軽い12.4型3:2タッチで日常作業が快適。端子と性能は“必要最小限”。
3:2画面で縦が広く、資料/ブラウズが見やすい。
端子はUSB‑C/USB‑A/ヘッドホンのみ。HDMIやSDは非搭載→外部出力はUSB‑C経由。
8GBメモリは軽作業向き。多数タブ/重い編集は妥協が必要。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
約1.11kgと持ち運びしやすい軽さ。
3:2の12.4型タッチで作業領域が縦に広い。
フルサイズの打鍵感と大きめトラックパッドで入力がラク。
USB‑Aも残しつつUSB‑Cも搭載で周辺機器を選びやすい。
Windows Hello指紋(構成による)でサインインが速い。
注意して選びたい点
第10世代Coreで性能は実用域。重い処理の持続性能は期待しすぎない。
8GBメモリ/256GB SSDは基本増設不可。容量見積りを誤ると厳しい。
端子が少ない:HDMI/SDなし、USB‑Cは1基のみ。ハブ/ドック前提。
統合GPUで3Dゲームや高度な動画編集は不得手。
720pカメラで画質は“必要十分”レベル。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る軽作業中心なら静かに動く。高負荷はファン音が出やすい。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る約1.11kgで通学・通勤バッグに入れやすい。 |
| バッテリー重視 | △ |
理由を見る公称13時間。明るさ/アプリ次第で短くなるため充電器は携行推奨。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見るOffice同梱は魅力だが、性能/拡張は控えめ。セール狙いが賢い。 |
| 入力の快適さ | ○ |
理由を見るフルサイズ配列+大きめトラックパッドで長文入力もしやすい。 |
| 画面の見やすさ | ○ |
理由を見る3:2の縦長比で資料が見やすい。輝度や広色域はハイエンドではない。 |
| Web会議 | △ |
理由を見るデュアルマイクと720pカメラで標準的。照明環境に左右される。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見るOffice/ブラウザ中心に快適。タブを増やすならアプリ数を抑える。 |
| 写真・軽い動画編集 | × |
理由を見る短尺/軽編集なら可。書き出しや多レイヤは待ち時間が長い。 |
| ゲーム | × |
理由を見る統合GPUのため軽いインディー/ブラウザゲーム向け。3D大作は厳しい。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るコンテナ/VM多用は非推奨。メモリ8GBで頭打ちになりやすい。 |
| 拡張性・長期運用 | × |
理由を見るメモリ/SSDの増設不可。端子も最小限で将来拡張はドック頼み。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
キーボード/タッチパッドの好評が多い。長文入力も疲れにくいという声。
3:2画面の縦の情報量が効く。表計算や資料閲覧で見やすい。
性能は“日常用途向け”。多タブ+アプリ多重起動で重さを感じやすい。
購入前に用途と同時起動アプリ数を見積もるのがコツ。外部画面はUSB‑C経由でOKだが、映像出力には対応ハブ/ケーブルが必要。
注意点ガイド
端子不足:USB‑Cは1口、HDMI/SDなし。外部出力はハブ必須。
増設不可:メモリ8GB/SSD容量は後から盛れない前提。
旧世代CPUで重い処理の持続性能は低め。
カメラは720pで画質は並。照明に気を配る必要。
スピーカー/表示はベーシック:映像/音楽鑑賞を“高品位”に求める人には不足。
“軽快な持ち歩き用Windowsノート”としては優良。ただし拡張や重い用途を期待すると不満が出やすい。
比較・代替案
8GB/128GB 構成:価格重視。容量は少ないので外付けSSD運用前提。
色違い:プラチナ/サンドストーン/アイスブルー。好みで選べる。
Surface Laptop Go 3:同サイズで新しめのCPU/長めのバッテリー。予算が合えば快適度アップ。
Surface Laptop 13.5型:画面/端子が充実。据え置き中心ならこちらが楽。
軽量コスパ重視のWindows:HP Pavilion Aero 13、Lenovo IdeaPad Slim系など、16GB/512GBセール狙い。
同じ“軽量×ベーシック”でも、メモリ/端子/世代で体験が大きく変わります。価格と用途のバランスで比較を。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
Surface Laptop Go(THJ-00034)は、1.11kg・3:2タッチで日常作業が気持ちよくこなせる入門ノート。反面、8GBメモリ/旧世代CPU/端子の少なさは割り切りが必要。Office同梱で“今日から使える一台”を手早く整えたい人向け。
買ってよい人:文書・表計算・ブラウザ中心、軽さ重視、外でもサッと作業したい。
見送る人:動画編集・3Dゲーム・多数アプリの並行作業、端子や増設を重視する。
購入時に必要なストレージ容量を見極める(外付けSSDも検討)。外部モニタはUSB‑C対応ハブ/ケーブルを準備。
用語の超かんたん解説
- 3:2アスペクト比
縦方向が広い画面比率。Webや資料が見やすく、スクロール回数が減る。
- Windows 10(Sモード)
Microsoft Storeのアプリに限定した安全重視のモード。解除は片道で、戻せない。
- Surface Connect
独自電源/ドック端子。給電や外部出力/周辺機器の拡張がまとめて行える。
