Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook(10.95型) |“軽い・安い・ペン同梱の着脱式Chromebook”

スナドラ7c Gen2+4GB/128GBの入門2-in-1。2K相当の10.95型(5:3)タッチ、USIペン&キーボード同梱、USB-C×2で充電しながら周辺機器OK。<br>快適さは軽作業まで、拡張性は控えめ。

新品 着脱式2-in-1 USIペン同梱 USB-C×2

結論

買っていい人:Web/動画視聴・オンライン学習・クラウド中心の書類作成を軽く持ち歩きたい人。Chrome拡張+Androidアプリで“タブレット以上ノート未満”を手軽に使いたい層に。

見送るべき人:多数タブや重い表計算・本格動画編集・PCゲーム。メモリ4GBとeMMCは余裕が小さく、Windows専用アプリも動きません(Chrome OS)。

要点(ここだけ):
  • 10.95型 2000×1200(5:3)IPSの縦に広い画面。電子書籍/資料が見やすい。

  • USB-C×2はDP Alt/PD対応で外部出力と充電の同時運用が可能。ヘッドホン端子は非搭載。

  • USIペン&キーボード同梱で買ってすぐメモ・入力に使える。駆動は最大約12時間。

         
おすすめ用途:在宅学習、カフェでの調べ物、出張のサブ機、動画/SNS、会議メモなど軽作業中心
妥協ポイント:性能・拡張性は最低限。4GBメモリ/128GB eMMC、端子はUSB-Cのみ(×2)。

基本スペックと特徴

基本スペック(クリック/タップで展開)
PCタイプ タブレットPC / 着脱式(2-in-1)
ブランド / モデル Lenovo / IdeaPad Duet 370 Chromebook 82T6000RJP(ミスティブルー)
画面

10.95型 IPS(光沢)/ 2000×1200 / 5:3 / 10点マルチタッチ。

CPU

Qualcomm Snapdragon 7c Gen 2

メモリ

4GB LPDDR4X(オンボード/増設不可)。

ストレージ

128GB eMMC。

グラフィックス

Qualcomm統合GPU(Adreno 600系)

カメラ / マイク

前面500万画素 / 背面800万画素。デジタルアレイマイク、ステレオスピーカー(1.0W×2)。

無線

Wi‑Fi 5(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.1。

入出力

USB 3.1 Gen1 Type‑C ×2(DisplayPort Alt Mode / USB Power Delivery対応)、キーボード用ポゴピン。ヘッドホン端子なし

外部出力

USB‑C(DP Alt Mode)で外部ディスプレイ出力に対応。充電しながらの外部出力も可。

バッテリー

2セル リチウムイオンポリマー。最大約12時間の駆動(利用条件により変動)。

サイズ / 重量 258.06×172.51×17.54 mm / 946 g
OS

Chrome OS。USIペン & フォリオキーボード同梱。

国内型番:82T6000RJP。microSDスロットなし。数値は公称/販売ページ記載に基づく。

ミニ解説

軽量な着脱式Chromebook。“USB‑C×2+ペン同梱”で学習/サブ機にちょうど良い。

  • Chrome OSは起動が速くウイルス対策の手間が小さい。(Windows専用アプリは不可)

  • 4GBメモリはタブ少なめ前提。タブ開きすぎや拡張入れすぎは体感が落ちる。

  • 端子はUSB‑Cのみ。有線イヤホンはUSB‑C変換またはBluetoothを使う。

推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に

良いところ

  • 約516gの軽さ(本体)で持ち運びラク。

  • 2K相当(2000×1200)/5:3の縦に広い画面で資料/読書が快適。

  • USB‑C×2(DP/PD対応):充電しながら外部モニタやドックが使える。

  • USIペン&キーボード同梱で追加出費が少ない。

  • 最大約12時間の電池持ち(軽作業中心)。

注意して選びたい点

  • メモリ4GBは最小限:タブ/拡張を増やすと動作が重くなる。

  • eMMC 128GBで読み書きはSSDより遅い。大量保存はクラウド/外付け前提。

  • ヘッドホン端子なし:USB‑C変換かBluetooth必須。

  • CPU性能は入門級(Snapdragon 7c Gen2):重い表計算や長い動画編集は非現実的。

  • microSD非対応で本体容量の増設は不可。

どんな人におすすめか

○ おすすめ △ 普通 × おすすめしない
目的・シーン おすすめ度 理由 / コツ
安定動作・静音
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軽作業は静かに動き、発熱・騒音が少ないクラス。

軽さ・持ち運び
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本体約516g。キーボード込みでも約946gで日常携行しやすい。

バッテリー重視
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公称最大約12時間。動画連続や多数タブでは短くなる前提。

コスパ重視
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ペン&キーボード同梱で追加投資が少ない。入門Chromebookとして良値。

入力の快適さ
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同梱キーボードで文字入力は十分。長文執筆は配列/打鍵に慣れが必要。

画面の見やすさ
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2K相当のIPS/5:3で縦情報が多い。輝度は平凡で屋外直射は苦手。

Web会議
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前5MPカメラとデュアルマイク。高級機ほどの画質/音質ではない。

事務作業・学業
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Googleドキュメント/スライド中心なら快適。多数タブは控えめに。

写真・軽い動画編集 ×
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Androidアプリでの簡易編集向け。本格編集は厳しい。

ゲーム ×
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Android軽量タイトル中心。3D重めは設定を落としても厳しい。

開発・解析 ×
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Linux機能はあるが4GBメモリでは余裕が小さい。実務は非推奨。

拡張性・長期運用 ×
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増設不可(RAM/ストレージ)。端子もUSB‑Cのみで周辺機器はドック前提。

実機レビューでの論点(要点だけ)

  • USB‑C×2の実用性:左右に1基ずつで取り回しが良い。充電しながらハブ/外部モニタ運用が可能。

  • 筆記の快適さ:USIペンの書き味は良好。遅延はメモ用途なら許容という声が多い。

  • 性能感:ブラウズ中心は軽快だが、タブ大量や重いWebアプリではもたつきが出る。

         

レビューでは“端子が少ない/ヘッドホン端子なし”への言及が多め。用途を軽作業に絞ると満足度が上がる傾向。

注意点ガイド

  • 4GBメモリの余裕小:多数タブ/拡張で体感低下。

  • eMMCの遅さ:内部コピー/アプリ展開がSSD機より遅い。

  • ヘッドホン端子なし:会議で有線派は変換アダプタ必須。

  • microSD非対応:本体容量を増やせない。クラウド前提設計。

  • Windows専用アプリ不可:Office本家の高度機能や特殊業務は不向き。

“軽い・安い・シンプル”が魅力。逆に増設や高負荷処理は苦手。サブ機/学習機と割り切れば満足度が高い。

比較・代替案

同シリーズの選び方
  • IdeaPad Duet 560 Chromebook(13.3型 OLED):画面と余裕感は上。重さ・価格は増。

  • 初代IdeaPad Duet(10.1型):より安価だが性能/端子は控えめ。

用途別に替えたほうが幸せ
  • ASUS Chromebook Detachable CM3:同系統の着脱式。ペン/キーボード同梱が多い。

  • HP Chromebook x2 11:プレミアム寄りの着脱式。性能/表示は上、価格も上。

  • Androidタブ+BTキーボード:閲覧中心ならコスパ良。ペンはUSI 2.0対応機を選ぶと安心。

同シリーズ/代替は“画面サイズ・重量・価格”のトレードオフを確認。外部出力や付属品(ペン/キーボード)の有無も要チェック。

まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ

IdeaPad Duet 370 Chromebookは、軽くて気軽に使える着脱式クロームブック。2K相当の縦長画面とUSB‑C×2+ペン同梱が強み。一方で4GBメモリ・eMMC・端子最小限ゆえ、用途は“ライト”に徹するほど満足度が上がる。

  • 買ってよい人:ブラウズ/動画/学習中心で持ち運び重視。外部モニタやドックで簡易デスク環境を作りたい。

  • 見送る人:多数タブ/重い計算/本格編集やWindows専用アプリが必要。容量増設や多ポートが欲しい。

購入時は“用途の軽さ”を再確認。必要ならUSB‑Cドック・BTヘッドセットも同時に用意。

用語の超かんたん解説

Chromebook(Chrome OS)

Googleの軽量OS。クラウド前提で起動が速く管理が楽。Windows専用アプリは動かない点に注意。

USIペン

Chromebook向けの共通ペン規格。対応機ならメーカー違いでも基本互換。メモ・注釈に向く。

DisplayPort Alt Mode

USB‑C端子から映像を出す機能。対応モニタ/アダプタに接続して外部表示が可能。

eMMC

フラッシュ式の内蔵ストレージ。SSDより低速で“保存多め/大容量コピー”は苦手。