GMKtec EVO X2 AIミニPC(128GB/2TB・白) |“AI NPU×USB4×4画面出力の小型ハイパワー”

Ryzen AI Max+ 395とRadeon 8060S(RDNA 3.5)をうたうミニPC。最大128GB LPDDR5X・デュアルM.2・USB4×2・8K出力など“盛り”仕様。<br>一方でCPU/GPU型番や「RTX4070超え」などは公式未確認で、事前確認は必須。

新品 USB4×2 Wi‑Fi 7 4画面出力
GMKtec EVO X2 AIミニPC(白、128GBメモリ・2TB SSD)の商品画像

(新品)GMKtec EVO X2 AIミニPC(Ryzen AI Max+ 395|128GB LPDDR5X|2TB SSD|白)

参考価格:¥295,490 (Amazon記載・変動あり)。型番/構成は出品者に要確認。

結論

買っていい人:小型でも多メモリ・多画面で仕事も遊びも一台に集約したい人。生成AIやローカルLLM、写真/動画編集、マルチディスプレイ運用をミニPCでまとめたい用途。

見送るべき人:表記の確度・サポートを最優先する人、静音重視/低消費電力な常時稼働が目的の人、確実なdGPU性能を求める人(型番未確認のため)。

要点(ここだけ):
  • Ryzen AI Max+ 395+XDNA2 NPU(最大126TOPS)という販売表記。AI処理をローカルで回しやすい設計。

  • Radeon 8060S(RDNA3.5/40CU)という販売表記。クリエイティブ/ゲームも狙う構成だが、性能主張は要検証。

  • HDMI 2.1+DP 1.4+USB4×2で最大4画面/8K604K240に対応とうたう。ケーブル/機器条件に注意。

         
おすすめ用途:省スペースな据え置きで、AI処理と高解像マルチモニターを両立したいパワーユーザー。
妥協ポイント:表記の真偽、冷却/騒音、消費電力、価格。

基本スペックと特徴

基本スペック(クリック/タップで展開)
PCタイプ デスクトップパソコン / ミニPC
ブランド / モデル GMKtec / EVO X2
画面

ディスプレイ非搭載(外部モニター前提)。

メモリ

LPDDR5X 8000MHz 128GB(オンボード/増設不可)。

ストレージ

2TB NVMe SSD(PCIe 4.0)。M.2 PCIe 4.0スロット×2で最大8TB(各4TB想定)。

グラフィックス

販売表記:Radeon 8060S(RDNA 3.5/40CU)。※「RTX4070超え」等は宣伝表現で未確認。

カメラ / マイク

内蔵カメラ/マイクなし(外付け前提)。

無線

Wi‑Fi 7、2.5GbE有線LAN。Bluetooth(バージョン不明)。

入出力

USB4(40Gbps)×2、HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×1、2.5GbE×1、M.2スロット×2(内部)。

外部出力

最大4画面同時出力。8K/60Hzまたは4K/240Hzに対応(接続条件あり)。

OS

Windows 11 Pro

数値・型番は販売ページの表記に基づく。CPU/GPU型番や性能主張は公式未確認のため、購入前に一次情報で要確認。

ミニ解説

小型でも“盛れる”が、表記の確度チェックは必須。

  • 128GBメモリ+M.2×2でAIモデル/映像素材も余裕。メモリは後から増設不可

  • USB4×2/HDMI2.1/DPで最大4画面。8K/4K240はケーブル/機器要件を満たす必要。

  • 3モード切替(静音/バランス/性能)。最大140W級は発熱・騒音・電源容量を見積もって運用。

推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に

良いところ

  • 最大128GB LPDDR5X:重い編集や大規模AIモデルの常駐に有利。

  • M.2 PCIe4.0×2:最大8TB拡張で素材/モデル置き場を内蔵完結。

  • USB4×2:40Gbpsで高速外付けSSD/ドック活用しやすい。

  • 4画面/8K対応:高解像マルチディスプレイで作業領域を確保。

  • Wi‑Fi 7+2.5GbE:有線/無線ともに高速通信。

  • 3モードTDP:静音⇔性能を前面ボタンで切替。

注意して選びたい点

  • 型番・性能主張が未確認:「Ryzen AI Max+ 395」「Radeon 8060S」「RTX4070超え」などは一次情報の裏取りが必要。

  • 騒音・発熱:140W級はファン音/筐体温度が上がりやすい。設置と換気に配慮。

  • メモリは直付け:購入後の増設不可。容量は最初に決め切る。

  • 端子の詳細が不明点あり:USB-A数や前面端子等は要確認。ハブ/ドック費用も見積もる。

  • 消費電力と電源サイズ:高負荷時は電力・発熱・アダプタの取り回しが重くなる。

  • 価格は強気:同価格帯の実績機(大手NUC/小型デスクトップ)と比較推奨。

どんな人におすすめか

○ おすすめ △ 普通 × おすすめしない
目的・シーン おすすめ度 理由 / コツ
安定動作・静音
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静音モードなら穏やかだが、高負荷ではファン音が出やすい小型筐体。

軽さ・持ち運び ×
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ミニPCは据え置き前提。ACアダプタも必要で携行性は低い。

バッテリー重視 ×
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内蔵バッテリー非搭載。常時電源が必要。

コスパ重視 ×
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価格高め。表記の真偽確認と他社ミニPC比較は必須。

入力の快適さ
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外付けキーボード/マウス次第。USBドック構成の計画が必要。

画面の見やすさ
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外部モニター品質に依存。4画面構成が組みやすいのは利点。

Web会議
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カメラ/マイクは外付け前提。多画面で資料共有は快適。

事務作業・学業
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省スペースでパワーは確保。騒音と価格のバランスに注意。

写真・軽い動画編集
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販売表記どおりなら快適。長時間レンダは冷却と騒音対策が鍵。

ゲーム
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GPUの実力が不明。設定調整やタイトル相性に左右される。

開発・解析
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大容量メモリ/高速SSD/多画面で環境構築が捗る。ローカルAI推論も狙える。

拡張性・長期運用
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M.2×2でストレージは伸ばせるが、メモリは固定。端子詳細の事前確認を。

実機レビューでの論点(要点だけ)

  • USB4の相性:外付けSSD/ドック/モニターで挙動差が出やすい。ケーブルと機器の品質が重要。

  • 持続性能と騒音:140W級を長時間回すとファン音↑。吸排気の確保と定期メンテが必要。

  • 初期BIOS/ドライバ:新しめ構成は安定化に時間がかかる傾向。更新チャネルを確認。

         

初期ロットは個体差が出やすいジャンル。返品規約・保証(1年)・交換対応の実績を事前に確認。

注意点ガイド

  • 表記の信頼性:「Ryzen AI Max+ 395」「Radeon 8060S」「RTX4070超え」は要裏取り。

  • 増設不可メモリ:128GBでも使い方次第で足りなくなる。将来設計は慎重に。

  • 高TDPの副作用:騒音/発熱/消費電力。長時間負荷は設置環境と電源余裕が重要。

  • 端子不明点:USB-Aの本数やカードリーダー有無など要確認。追加ドック費用も。

  • 映像出力の条件:8K/4K240はケーブル規格やモニター仕様を満たさないと出ない。

  • 価格強め+サポート不安:国内サポート体制/部品供給/修理窓口は事前に確認。

“スペック番長”に見えるが、実態把握と運用計画(冷却/電源/周辺機器)を立ててから購入するのが安全。

比較・代替案

同シリーズの選び方
  • 128GB/2TB構成:大規模AIモデルや4K素材運用向け。

  • 64GB/1TB構成:軽め編集〜AI推論の試行用。コストと発熱を抑えたい人に。

用途別に替えたほうが幸せ
  • 信頼性重視の小型デスクトップ:大手メーカー系(ASUS NUC系/Dell/HP Micro/Ultra)で仕様が明確・サポート安心。

  • 確実なdGPU性能が必要:GeForce RTX搭載の小型PC/スリムタワー(4060/4070クラス)を検討。実ベンチ確認が容易。

  • iGPUで十分+コスパ:Ryzen 7 7840HS/8845HS級の実績あるミニPC(32GB/1TB構成)+外付けSSDで節約。

候補を比較する際は、実ベンチ(Cinebench/3DMark/Geekbench)と端子一覧、保証条件を必ず確認。

まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ

EVO X2は“盛り仕様”のAIミニPC。最大128GBメモリ、M.2×2、USB4×2、4画面/8Kなど魅力は大きい。一方でCPU/GPU型番や性能主張は未確認高TDPゆえの騒音/電力価格が現実的な懸念。刺さる人には強力だが、確度と運用の覚悟が要る。

  • 買ってよい人:省スペースでAI処理と高解像マルチモニターを使い倒したいパワーユーザー。周辺機器/冷却も揃えられる。

  • 見送る人:静音・省電力・国内サポートを最優先、あるいは確実なdGPU性能の“保証”が欲しい。

購入前チェック:型番の一次ソース/ベンチ実測/端子の詳細/返品・保証条件。

用語の超かんたん解説

TOPS

AIの推論性能指標(Trillions of Operations per Second)。高いほどAI処理が速い目安。

USB4

最大40Gbpsの有線規格。映像出力(DP Alt)や高速ストレージ/ドック接続が可能。ケーブル品質が重要。

XDNA 2 NPU

AMDのAI推論向け専用回路(NPU)。CPU/GPUとは別にAI処理を担い、消費電力を抑えやすい。