GALLERIA RM7R-R56(Ryzen 7 5700X / RTX 5060) |“フルHD高設定が狙えるミドル”
Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 5060 8GBの定番ミドル。16GBメモリ+500GB NVMe Gen4は最低限、拡張・増設前提で長く使えるタワー。<br>無線LAN非搭載・キーボード/マウス別売、2年保証付き。
結論
買っていい人:フルHD〜WQHDのPCゲームや実況のライト配信/動画編集の入門、普段使いまで幅広くこなしたい人。拡張しやすいタワー型をベースに自分で盛っていける。
見送るべき人:4K/高リフレッシュで重い最新ゲームを最高設定で遊びたい、VRAMやメモリを多く使う制作が主用途の人。Wi‑Fi必須の人も要追加投資。
Ryzen 7 5700X+RTX 5060のミドル構成。
メモリ16GB/SSD 500GBは最小限。将来は32GB/1TB以上にすると余裕。
無線LANなし・周辺機器なし:有線1GbEのみ。キーボード/マウス/Wi‑Fi子機は別途用意。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / タワー型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | GALLERIA / RM7R-R56(18928-4821) |
| メモリ | 16GB(8GB×2, DDR4-3200) |
| ストレージ | 500GB SSD(M.2 NVMe Gen4) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB(専用GPU) |
| 無線 | 1GbE 有線LAN×1(オンボード)/無線LANなし(子機別売) |
| 外部出力 | 映像出力はグラフィックカード(RTX 5060)依存。一般的にDisplayPort/HDMIを備える。4Kや高リフレッシュはケーブル・モニタ要件を確認。 |
| サイズ / 重量 | 220.00×440.00×425.00 mm / 14000 g |
| OS | Windows 11 Home |
数値は商品ページ記載に基づく。構成により入出力端子や内部ベイ数は異なる場合がある。
まずは容量:メモリ16→32GB、SSD500→1TB+の増設計画を前提に。
Wi‑Fi/BTは非搭載。USB子機かPCIeカードを追加するだけで解決。
650W BRONZE電源は標準的。上位GPUへ換装するなら容量/コネクタを要確認。
ゲーム保管用に2台目SSD/HDDを早めに用意すると運用が楽。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
1080p高設定が狙えるミドル構成:多くの人気タイトルで快適。
拡張しやすいタワー筐体:後からメモリ/SSD/カードを足していける。
NVMe Gen4 SSDで起動やロードが速い。
2年保証で初期の不安を抑えられる。
有線LAN1GbEで安定通信。オンライン対戦向き。
注意して選びたい点
メモリ16GB・SSD500GBは心許ない:最新ゲームや配信では不足しやすい。
無線LAN/BTが非搭載:子機やカードの追加が必須。
電源650W BRONZE:最上位GPUへの換装は容量/補助電源に注意。
CPUは一世代前:重い制作や高フレーム志向なら上位CPUの方が有利。
本体約14kg・大きめ:設置スペースと配線の取り回しが必要。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る常用は安定だが、ゲーム負荷時はケース/ファン音がそれなりに出る。 |
| 軽さ・持ち運び | × |
理由を見る約14kgのタワー。据え置き前提。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見るデスクトップのためバッテリー非搭載。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見るミドルGPU+Ryzen 7でゲーム中心にバランス良。容量は増設前提。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキーボード/マウスは別売。好みの周辺機器を別途用意。 |
| 画面の見やすさ | × |
理由を見るモニタ別売。サイズやリフレッシュレートは別途選定が必要。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る性能は十分だが、カメラ/マイク/スピーカーは外付けで用意。Wi‑Fiが必要なら子機追加。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見る余裕のCPU/GPUでサクサク。静音/省スペース重視ならノートやSFFも検討。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見るGPU支援で快適。長尺/高解像ではVRAMやメモリ増設が効く。 |
| ゲーム | ○ |
理由を見る1080p高設定が現実的。RTX機能は設定調整で。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見る並列ビルドやVMもこなせるが、32GB以上へ増設推奨。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るタワーで拡張はしやすい。電源容量や旧世代CPUの限界は把握を。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
アイドル時は静かだが、ゲーム中はGPU/ケースファンの音が目立つという声が定番。
16GBメモリは同時配信やMOD大量環境で不足。32GB化で安定という意見が多い。
Wi‑Fi非搭載でUSB子機を足したという利用例が多い。安定重視なら有線が鉄板。
実機の静音性や端子構成はケース/マザーボードや個体差で変わります。購入時の構成表を確認のうえ、必要なら増設計画を。
注意点ガイド
Wi‑Fi/BTなし:子機やPCIeカードの追加が必須。
メモリ16GB/SSD500GB:最新ゲームではすぐに上限。32GB/1TB以上を推奨。
電源650W BRONZE:発熱/消費電力の大きいGPU増設時は要見直し。
旧世代CPU:高fps志向のeスポーツや重いエンコードでは頭打ちになる場面も。
大型・重量級:設置/移動が大変。
据え置きゲーミングの土台としては優秀だが、無線や周辺機器は“自分で足す”前提。
比較・代替案
メモリ32GB/SSD1TB構成:配信やクリエイティブ用途なら最初から盛ると快適。
Wi‑Fi/Bluetooth内蔵モデル:USB子機を避けたい人は構成で選ぶ。
静音重視カスタム:静かなケースファン/CPUクーラーに変更すると夜間プレイが快適。
価格重視:RTX 4060搭載の他社/自作BTO。相場次第でコスパ逆転も。
性能重視:上位GPU構成(例:RTX 4070系)や最新世代CPU搭載機。WQHD/4K狙い向け。
省スペース派:小型SFFゲーミングPC。設置性は良いが拡張性/冷却に制約あり。
同シリーズでも構成は時期で変わります。購入ページのパーツ型番/端子数を必ず確認。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
GALLERIA RM7R-R56は、Ryzen 7 5700X+RTX 5060 8GBの“ちょうどいいミドル”。1080p高設定のゲームと日常〜軽い編集を素直にこなす一方、メモリ16GB/SSD500GBとWi‑Fiなしは最初の壁。32GB/1TBと無線子機を足せる前提なら長く使える良い土台です。
買ってよい人:フルHD中心のゲーム、静かな据え置き運用、後から自分で増設して育てたい。
見送る人:4K/高fpsや重い制作が主目的、無線前提、設置スペースが限られる。
参考価格は2025-10-25時点の掲載値に基づく。価格はセールや構成で変動。
用語の超かんたん解説
- VRAM(ビデオメモリ)8GB
グラフィックカード専用のメモリ。テクスチャ量や解像度に影響。重いタイトルでは12GB以上が有利な場合がある。
- 80PLUS BRONZE
電源効率の格付け。BRONZEは“標準的”。静音性や余裕を重視するならGOLD以上も検討。
- NVMe Gen4
PCIe 4.0接続のSSD規格。ゲームのロード縮短や大容量データの転送に有利。
