BMAX B4 ミニPC(Intel N95/16GB/512GB) |“省電力で静か、デュアル4K対応の小型デスクトップ”
Intel N95×16GBメモリ×512GB SSDで日常作業は軽快。HDMI 2.0×2で4K@60Hzの2画面出力に対応、ギガビットLANも装備。ゲームや重い編集は苦手だが、省スペースの事務・学習用に刺さる構成。
結論
買っていい人:ブラウジング/Office/動画視聴/学習/リモートデスクトップなど軽〜中軽量の常用タスクを、小さく静かにこなしたい人。常時稼働の据え置き用や、サイネージ/見守りPCにも。
見送るべき人:最新3Dゲーム、長尺4K動画編集、AI/機械学習のローカル実行など重い処理を想定する人。端子の少なさ(USB‑C非搭載)や無線規格の古さに厳しい人。
Intel Processor N95(4C/4T, 最大3.4GHz, 15W)で日常作業はキビキビ。
HDMI 2.0×2で4K@60Hzの2画面同時出力に対応。
16GB DDR4+512GB SSDに加え、2.5インチHDDの追加が可能。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / ミニPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | BMAX / B4 |
| 画面 | 内蔵ディスプレイなし(外部モニタ接続) |
| メモリ | 16GB DDR4 |
| ストレージ | 512GB SSD(M.2 SATA)+ 2.5インチHDD追加に対応 |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(統合GPU) |
| 無線 | デュアルバンドWi‑Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth 4.2、ギガビット有線LAN |
| 入出力 | USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI 2.0×2、RJ45、3.5mmオーディオ端子 |
| 外部出力 | HDMI 2.0×2で最大4K@60Hz出力、2画面同時表示に対応。 |
| サイズ / 重量 | 125.00×112.00×44.00 mm / 321 g |
| OS | Windows 11 Pro(出荷時)。Ubuntu等のLinux動作確認記載あり。 |
本カードはAmazon掲載情報に基づく。実機仕様はロット/構成で異なる可能性あり。
2万円台の省電力ミニPC:N95+16GB/512GB、デュアル4K出力と有線LANで実用性高め。
HDMI 2.0×2で4K@60Hz×2。資料作成や監視/表示用にも。
2.5インチHDD追加で保存容量を手軽に拡張。
Wi‑Fi+有線LANで設置場所やネット環境に柔軟対応。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
省電力で静音:15W級CPUでアイドル〜軽作業は静かに動く。
手のひらサイズ・約321g:125×112×44mmの超小型で置き場所に困らない。
4K@60Hz×2画面:HDMI 2.0×2でデュアルディスプレイが簡単。
ギガビットLAN搭載:在宅勤務や据え置きの安定通信に◎。
Windows 11 Pro搭載。
F9 Smart Recoveryでリカバリーが簡単。
注意して選びたい点
3D性能は低い:最新ゲームやGPU依存の作業は不向き。
USB‑C端子なし:映像/給電の柔軟性は限定的。
無線が古め:Bluetooth 4.2。Wi‑Fi規格の詳細も不明。
拡張余地は限定的:メモリ/SSDの換装・増設可否は要確認。
小型ゆえのサーマル:高負荷連続時は温度/ファン音が増えやすい。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る軽作業中心なら静か。高負荷時は小型ファンが回りやすい。 |
| 軽さ・持ち運び | △ |
理由を見る約321gで軽量だがAC電源必須。一時的な持ち運び向け。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見るデスクトップ扱いでバッテリー非搭載。 |
| コスパ重視 | ○ |
理由を見る2万円台で16GB/512GBは強い。事務用途なら十分。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキーボード/マウス/カメラは外付け前提。好みの周辺機器選びが必要。 |
| 画面の見やすさ | △ |
理由を見る外部モニタ次第。4K@60Hz×2対応は◎。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る有線LANで安定。カメラ/マイク/スピーカーは外付けで整える。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見るブラウズ/Office/動画視聴は快適。省スペースで設置しやすい。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見る軽い補正やFHD短編なら可。長尺/4Kは厳しい。 |
| ゲーム | × |
理由を見るインディ/軽量級のみ。3D大作は設定を下げても難しい。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るVM/コンテナ多用は非現実的。軽いスクリプト/学習用途向け。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見る2.5インチ増設は可。メモリ増設可否が不明なのは懸念。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
N95はN5095より体感が速いという評価が多く、日常作業の引っかかりが減る。
HDMI×2で4K@60Hz×2のデュアル表示が素直に使える点が便利。
F9 Smart Recoveryで初期化が簡単。トラブル時の復旧がしやすい。
ユーザー体験は設置環境/周辺機器で差が出ます。まずは公式/販売ページの仕様(端子・出力条件・拡張可否)を確認。
注意点ガイド
USB‑C非搭載:映像/高速ドックの選択肢が狭い。
Bluetooth 4.2:最新機器との機能差(遅延/到達距離など)に注意。
Wi‑Fi規格の詳細不明:実効速度は環境依存。可能なら有線LANを。
3D処理が苦手:ゲーム/3Dレンダ/AIのローカル実行は非現実的。
拡張性に限界:メモリやSSDの換装・増設可否が未記載。将来の余裕は小さめ。
割り切りポイント:軽作業中心なら快適。性能を盛りたい場合は上位CPU(N100/モバイルRyzenなど)搭載機を検討。
比較・代替案
容量の考え方:写真/動画を多く保存するなら2.5インチHDD/SSDを追加。外付けUSBストレージも有効。
設置方法:VESAマウント対応品ならモニタ裏に固定して省スペース化。
もう少し余裕が欲しい:Intel N100搭載ミニPC。同クラスでCPUが一段新しく、軽作業の余裕が増しやすい。
軽い編集や長期運用を重視:Ryzen 5/7搭載ミニPC(例:5600U系)。CPU/GPUともに大幅に余裕。
拡張性最優先:中古の省電力スモールデスクトップ(SFF/USFF)でメモリ/ストレージを増設。
比較時は端子(USB‑C/映像)、無線規格、ファン騒音、ストレージ形式(NVMe/SATA)を確認。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
BMAX B4は、2万円台で手に入る省電力×小型の実用ミニPC。N95+16GB/512GBで日常作業は軽快、HDMI 2.0×2で4K@60Hz×2もOK。いっぽうでUSB‑Cなし・無線は古め・3D性能は弱いので、重い作業や拡張前提なら上位機が安全。
買ってよい人:事務・学習・動画視聴を省スペースで静かにこなしたい/デュアル4Kで作業領域を確保したい。
見送る人:最新ゲームや重い編集をしたい/USB‑Cドックで拡張したい/将来の増設余地を重視する。
価格は2025-10-23時点の掲載引用(参考価格 21,980円)。実売は変動します。
用語の超かんたん解説
- Intel Processor N95
Alder Lake-N系の省電力CPU。4コア/4スレッドで軽〜中軽量タスク向け。TDPは約15W。
- HDMI 2.0
映像出力の規格。4K解像度で60Hz表示に対応(機器/ケーブル条件を満たす必要)。
- デュアルバンドWi‑Fi
2.4GHz/5GHzの2帯域に対応する無線LAN。5GHzは高速、2.4GHzは壁に強い傾向。
