ASUS TUF Gaming A16 FA608UP(RTX 5070 / Ryzen 7 260) |“16型165Hz×RTX 5070、拡張力も強い”
Amazon限定構成。Ryzen 7 260とGeForce RTX 5070(最大115W)でフルHD+高設定を狙える16型。USB4やRJ45など端子が充実し据え置き運用しやすい一方、2.2kg&240W級アダプタで携帯性は妥協。
結論
買っていい人:1080p/1200pで“高設定+高fps”を狙うゲーマー、配信や軽めの動画編集も1台でこなしたい人。
32GBメモリと1TB SSDが標準で、買ってすぐ重めのタイトルや制作にも踏み込めます。
見送るべき人:軽さ・静音・長時間バッテリー最優先、あるいは高輝度/広色域や高解像度(QHD/4K)の液晶を求める人。2.2kgで携帯性は並、液晶はWUXGA止まり。
RTX 5070 Laptop GPU(最大115W)×165Hzで、eスポーツ~AAAまで扱いやすい解像度と性能の組み合わせ。
端子が豊富:USB4×1(映像出力)、USB-C Gen2×1(映像+PD給電)、HDMI、RJ45、USB-A×3でドックなしでも運用しやすい。
IRカメラで顔認証に対応。Web会議やログインが快適。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | ノートパソコン / ゲーミングノート/デスクトップ代替型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | ASUS / TUF Gaming A16 FA608UP-R7R5070A |
| 画面 | 16.0型 ワイドTFTノングレア / 1,920×1,200(WUXGA)/ 165Hz |
| メモリ | 32GB DDR5-5600(SODIMM×2、空き0) |
| ストレージ | 1TB SSD(PCIe 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU(最大115W) |
| カメラ / マイク | 207万画素 IR(顔認証)カメラ、アレイマイク、ステレオスピーカー(2W×2)。 |
| 無線 | 有線LAN 1GbE(RJ45)、Wi‑Fi 6E、Bluetooth 5.4。 |
| 入出力 | USB4(Type‑C)×1〈データ+映像〉、USB 3.2 Gen2(Type‑C/PD対応)×1〈データ+映像+本体給電〉、USB 3.2 Gen2(Type‑A)×2、USB 2.0(Type‑A)×1、HDMI×1、RJ45×1、3.5mmコンボジャック×1。 |
| 外部出力 | HDMI×1に加え、2基のUSB‑Cから映像出力(DP Alt Mode)。 |
| バッテリー | 動画再生 約12.2時間/アイドル 約22.2時間の目安。ACアダプター最大240W。 |
| サイズ / 重量 | 354.00×269.00×17.90-25.70 mm / 2200 g |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
Amazon.co.jp限定構成(FA608UP)。数値は公称値で構成により変動。Ryzen 7 260は8C/16TかつAI NPU搭載。
RTX 5070×Ryzen 7 260×165Hz。フルHD+で実用的に“盛れる”16型ゲーミング。
拡張しやすい:USB4+HDMI+RJ45+USB‑A×3。USB‑C片方のみPD給電可。
32GB/1TBが標準。配信・軽い動画編集の下地が整っている。
据え置き寄り:本体2.2kg+大きめACで持ち運びは妥協。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
RTX 5070(最大115W)×165Hzでゲーム向けの実力と表示のバランスが良い。
端子が充実:USB4、USB‑C(PD/映像)、HDMI、RJ45、USB‑A×3で周辺機器に強い。
32GBメモリ+1TB SSDが標準で、買ってすぐ重めの用途に踏み込める。
IR顔認証対応でサインインが快適。
SODIMM×2なのでメモリは載せ替えで増設余地あり(空きは0)。
注意して選びたい点
携帯性は低め:2.2kg+240W級アダプタで荷物が重い。
液晶はWUXGA止まり:解像度や色再現を重視する人は外部モニタ推奨。
バッテリーは持続ゲーム不可:公称12.2時間は動画再生時。高負荷では大きく短くなる。
USB‑Cの給電仕様に注意:USB4側は給電不可。PDはもう一方のみ。
価格は強気:参考価格約26万円。セール待ちで満足度↑。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る2ファン構成で高負荷時は騒がしいが、軽作業は静かめ。ゲーミング機として標準的。 |
| 軽さ・持ち運び | × |
理由を見る本体2.2kg+大きめAC。毎日持ち歩くには重い。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見る動画再生は長めでも、ゲームや制作では持ち時間が短くなる。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見るRTX 5070×32GB×1TBの実力は高いが、予算感はやや高め。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見る107キー日本語配列+テンキー。RGBイルミで視認性も良好。 |
| 画面の見やすさ | △ |
理由を見る16:10のWUXGA/165Hzで文字もゲームも見やすいが、色域・輝度は不明。 |
| Web会議 | ○ |
理由を見る207万画素IRカメラとアレイマイクで顔認証・会議が快適。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見る性能は余裕だが重量がネック。外部モニタ併用で快適度UP。 |
| 写真・軽い動画編集 | ○ |
理由を見る8C/16T+32GB+dGPUで現像・短尺編集はサクサク。色重視は外部モニタを。 |
| ゲーム | ○ |
理由を見るRTX 5070×165Hzでeスポーツ~AAAまで狙いやすいバランス。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見る8コアCPUと32GBでVM/コンテナも現実的。長時間全開は騒音・発熱に配慮。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るUSB4/HDMI/RJ45で据え置き運用◎。メモリは載せ替えで増量可。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
USB‑Cの役割が異なる:USB4は給電不可、もう一方(Gen2)はPD給電可。ドック/充電計画で混同しない。
高負荷時のファン音はそれなり(ゲーミング機相当)。ヘッドセット併用が無難。
WUXGA 165Hzはeスポーツ寄りのチューニング。映像制作は外部モニタで色を詰めると快適。
個体差や周辺機器により挙動は変わります。給電/映像出力はケーブル規格(DP Alt/PD対応)を確認。
注意点ガイド
重い・かさばる:2.2kg+大型ACでモバイル用途は不向き。
解像度はWUXGA:QHD/4Kや広色域が必要なら外部モニタ前提。
ファン音/発熱:高負荷ゲームやエンコード時は騒音が出やすい。
USB4は給電不可:PDはもう一方のUSB‑Cのみ。
バッテリー持続は負荷依存:ゲーム中はAC必須に近い。
据え置き運用がハマるなら非常に強力。持ち運びや静音性を重視する人は別カテゴリを検討。
比較・代替案
TUF Gaming A16 FA608UM(RTX 5060):価格を抑えたいなら。基本仕様は近い。
TUF Gaming A16 FA608PP(Ryzen 9 8940HX+RTX 5070):CPUも余裕を取りたい人向け。
TUF Gaming F16(Intel):同筐体でIntel版。用途や好みで選択肢に。
軽さ/モバイル重視:ROG Zephyrus系や14型クラス(画面は要要件確認)。
広色域・高解像度が必須:QHD/4Kの広色域パネル搭載ゲーミングノートや外部モニタ運用。
より低予算:RTX 4060/5060搭載の15〜16型(セール品)を狙う。
同名でも構成差が多いシリーズです。購入前にCPU/GPU/メモリ/給電仕様(USB‑CのPD対応)を要確認。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
Amazon限定のTUF Gaming A16 FA608UPは、RTX 5070×165Hzで“ちょうど良い解像度と性能”を押さえた実力機。端子が豊富で据え置きが快適な一方、2.2kgと大きめAC、WUXGA止まりは割り切りが必要。
買ってよい人:1080p/1200pで高fpsを狙うゲーマー。配信・軽い編集まで1台でこなしたい。
見送る人:軽さ・静音・色/解像度最優先。外出メインやQHD/4K前提の制作。
価格は動くのでセール期を狙うと満足度が上がります。USB‑Cの給電対応ポートは片側のみ。
用語の超かんたん解説
- WUXGA(1920×1200)
フルHD(1920×1080)の縦を少し広げた解像度。16:10で作業領域が増える。
- USB4
最大40Gbpsの高速規格。映像出力(DP Alt Mode)や外付けSSD/ドック接続に使える。
- Power Delivery(PD)
USB‑Cからの給電規格。本機は片方のUSB‑CのみPD対応で、USB4ポートは給電不可。
