ASUS ROG Ally X RC73YA(Ryzen Z2 A/16GB/512GB) |“7インチ/120Hz/約670gのWindowsハンドヘルド”

Ryzen Z2 Aの内蔵GPUで携帯ゲームに最適。FHD 120Hzタッチ、USB-C×2と指紋認証で使い勝手良好だが、重いAAAは設定調整と電源管理が前提。

新品 120Hz 軽量約670g 指紋認証
ASUS ROG Ally X RC73YA ホワイト 7インチ 120Hz Ryzen Z2 A 16GB 512GB の商品画像

(新品)ASUS ROG Ally X RC73YA(Ryzen Z2 A|16GB|512GB|ホワイト)

参考価格:¥89,800 (Amazon記載・変動あり)。型番/構成は出品者に要確認。

結論

買っていい人:持ち運べるPCゲーム機として、インディーや中程度の負荷のタイトル、クラウド/リモートプレイ、レトロ系を快適に遊びたい人。外出先で外部モニタに繋いでサクッと遊ぶ/作業する用途にも。

見送るべき人:1080pで高設定のAAAを長時間、動画編集や3D制作など重い処理をメインにしたい人、Web会議用カメラ内蔵を求める人は不向き。

要点(ここだけ):
  • 7.0型/1920×1080/120Hz/タッチの高速表示。小型でも滑らかさ重視。

  • Ryzen Z2 A(4C/8T)+16GB LPDDR5X-6400512GB PCIe 4.0 SSD。メモリはオンボードで増設不可。

  • USB-C(Gen2/PD/映像出力)×2指紋認証、microSD対応。60Whで動画再生約10.4時間(アイドル約19.2時間)。

         
おすすめ用途:携帯ゲーム中心+据え置きドック併用でたまに外部モニタに出す人。短時間の事務作業やメディア鑑賞もOK。
妥協ポイント:AAAは解像度/品質調整とFSR等の活用が前提。ゲーム時の電池持ちは短め。カメラは非搭載、端子はUSB-C中心。

基本スペックと特徴

基本スペック(クリック/タップで展開)
PCタイプ ノートパソコン / ハンドヘルドPC
ブランド / モデル ASUS / ROG Ally X RC73YA(RC73YA-Z2A16G512)
画面

7.0型ワイド(グレア)/ 1920×1080 / 120Hz / 10点マルチタッチ(静電容量方式)

メモリ

16GB LPDDR5X-6400(オンボードのみ)

ストレージ

512GB SSD(PCI Express 4.0 x4 / NVMe / M.2)

グラフィックス

AMD Radeon グラフィックス(CPU内蔵)

カメラ / マイク

カメラ非搭載 / アレイマイク内蔵 / ステレオスピーカー(1.5W×2)

無線

Wi‑Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4

入出力

USB 3.2 Type‑C(Gen2/Power Delivery/映像出力対応)×2、3.5mmヘッドセット端子、microSDカードリーダー、Windows Hello(指紋認証)

外部出力

USB‑C経由で映像出力対応(対応解像度/リフレッシュは接続機器に依存)。

バッテリー

60Wh(4セル)/ 動画再生 約10.4時間 / アイドル 約19.2時間 / 付属 65W USB‑C ACアダプター(20V/3.25A)

サイズ / 重量 290.00×121.00×50.90 mm / 670 g
OS

Windows 11 Home 64ビット

数値は商品記載に基づく。ゲーム時の消費電力は大きく、駆動時間は利用状況で大きく変動。

ミニ解説

ポイント:携帯性重視のFHD/120Hzハンドヘルド。USB‑C×2と指紋で運用がしやすい。

  • ゲームは設定調整前提:解像度スケーリングやFSR活用で快適度UP。

  • メモリ増設不可:16GB固定。重い並行作業は苦手。

  • 容量512GBは要計画:大型タイトルはmicroSD併用や外部SSDでやりくり。

推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に

良いところ

  • 7型FHD/120Hzで動きが滑らか。アクション/音ゲーも追いやすい。

  • 約670gと軽量で携帯しやすい筐体。

  • USB‑C×2(Gen2/PD/映像)で充電しながら外部出力や周辺機器が使いやすい。

  • 指紋認証でロック解除が快適。

  • Wi‑Fi 6E & Bluetooth 5.4で無線環境が新しめ。

注意して選びたい点

  • AAAの高設定/高fpsは非現実的:1080pは設定を中〜低に。

  • 16GBメモリは固定:将来の増量不可。重い並行作業は苦手。

  • 実ゲーム時の電池は短い:60Whでも高負荷では急速に減る。

  • 小画面の作業性:文字入力や資料作成は外部キーボード/モニタ推奨。

  • カメラ非搭載:Web会議は外付けが必要。

どんな人におすすめか

○ おすすめ △ 普通 × おすすめしない
目的・シーン おすすめ度 理由 / コツ
安定動作・静音
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軽負荷は静かだが、ゲーム中はファン音が出やすい。

軽さ・持ち運び
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約670gでバッグに入れても負担が小さい。

バッテリー重視
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動画や軽作業は長めだが、ゲーム時は短い。

コスパ重視
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この価格でFHD/120Hz・USB‑C×2は魅力。重い用途には不向き。

入力の快適さ ×
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ゲームパッド前提。長文入力は外付けキーボードが必要。

画面の見やすさ
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120Hzで滑らかだが7型は表示が小さい。

Web会議 ×
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カメラ非搭載。外付けカメラ/マイク推奨。

事務作業・学業 ×
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小画面+キーボード非搭載。短時間メモ程度向け。

写真・軽い動画編集 ×
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処理性能と画面サイズの制約。短いクリップなら可。

ゲーム
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中量級やインディーは快適。AAAは設定調整で。

開発・解析 ×
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16GB固定と小画面で作業効率が低い。

拡張性・長期運用 ×
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メモリ増設不可。ストレージは外部やmicroSD併用で対応。

実機レビューでの論点(要点だけ)

  • ゲーム時の発熱/ファン音は出やすく、冷却やTDP設定の最適化が鍵。

  • USB‑C×2で給電+外部モニタ/ドック併用がしやすい反面、ケーブルやドックの相性に注意。

  • カタログ駆動時間(動画10.4h/アイドル19.2h)は実ゲームでは短くなる前提で計画。

         

運用コツ:TDP/解像度/FSR等を調整、外部キーボード・マウス・ドックで作業性を補う。

注意点ガイド

  • AAA高設定は厳しい:1080p/高設定や120fps狙いは非現実的。

  • メモリ増設不可:16GB固定で将来余裕は小さい。

  • 512GBは心許ない:大型ゲームを複数入れるとすぐ満杯。

  • ゲーム時バッテリー急減:携帯プレイ中心ならモバイルバッテリー/充電前提。

  • カメラ非搭載:会議・配信には外付け必須。

“携帯ゲーミングPC”としては優秀だが、重い制作や長時間AAA中心なら上位CPU/GPUのノートや据え置き機が適。

比較・代替案

同シリーズの選び方
  • メモリ/SSD多め構成:増設不可のため、選べるならメモリ増量・1TB以上を優先。

  • 周辺機器前提:外付けキーボード/マウス、USB‑Cドック、microSDを用意すると快適。

用途別に替えたほうが幸せ
  • 価格重視+携帯性Steam Deck OLED(解像度は低めだが電池持ち/表示品質◎)。

  • 大画面で遊びたいLenovo Legion Go(8インチ超・コントローラ分離で据え置き運用もしやすい)。

  • 据え置き優先ミニPC+コントローラでリビング運用。拡張性と静音を取りやすい。

選定の軸:画面サイズ(7〜8.8型)、電池(実ゲーム時のTDP管理)、メモリ固定/外部ストレージ併用の計画。

まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ

ROG Ally X RC73YAは、FHD/120Hzの7型USB‑C×2と指紋認証を備えた携帯ゲーミングPC。インディー〜中量級は快適だが、AAA高設定・長時間駆動は不得手。メモリ増設不可・カメラ無など割り切れるなら“ベスト携帯PC”候補。

  • 買ってよい人:携帯ゲーム中心、外部モニタやドック併用、短時間の作業もこなしたい。

  • 見送る人:AAAの高画質/高fpsを重視、Web会議の内蔵カメラ必須、長時間の制作作業が主目的。

購入前チェック:必要ストレージ容量、外部ドック/充電環境、ゲームごとの推奨設定。

用語の超かんたん解説

Ryzen Z2 A

AMDの携帯ゲーム機向けプロセッサ。ここでは4コア/8スレッドで内蔵GPU(Radeon)を使うタイプ。

LPDDR5X

低電力・高速なメモリ規格。オンボード固定で増設不可が一般的。

Power Delivery(PD)/映像出力

USB‑Cで給電(PD)や映像出力(Alt Mode)を行う仕組み。同時利用時はケーブル/ドックの仕様に注意。