ASUS Chromebook CX1 15.6インチ(CX1500CKA-NJ0480) |“FHD大画面×8GBで日常快適”
Amazon限定の8GBメモリ版。Celeron N4500+64GB eMMCで〈軽作業特化〉。Wi‑Fi 6とUSB‑C映像出力に対応し、学業・家用のブラウジングや資料作成に向く。
結論
買っていい人:低予算で“ブラウザ中心”の毎日作業(Googleドキュメント/スプレッドシート、メール、動画視聴、学習管理)をストレス少なくこなしたい人。ゼロタッチ登録対応で学校・法人の一括管理にも合う。
見送るべき人:Windowsアプリを常用/重い動画編集や3D/PCゲームは不向き。内部ストレージは64GB(eMMC)で容量も速度も控えめ、据え置き運用やクラウド前提で割り切れる人向け。
Amazon限定:メモリ8GBで標準4GB機より同時作業に余裕。
USB‑C×2は給電・映像出力(DP Alt)対応。HDMIは非搭載のためアダプター/ドック前提。
15.6型FHD・ノングレアで文字が見やすく反射に強い。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | ノートパソコン / クラムシェル型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | ASUS / Chromebook CX1(CX1500CKA-NJ0480) |
| 画面 | 15.6型 ワイドTFT・ノングレア / 1920×1080 / 60Hz |
| メモリ | 8GB LPDDR4X-2933(オンボード) |
| ストレージ | 64GB eMMC() |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(CPU内蔵) |
| カメラ / マイク | 92万画素Webカメラ内蔵 / アレイマイク / ステレオスピーカー(2W×2) |
| 無線 | Wi‑Fi 6(IEEE 802.11ax)/ Bluetooth 5.2 |
| 入出力 | USB 3.2 Gen1 Type‑C ×2(Power Delivery / 映像出力対応), USB 3.2 Gen1 Type‑A ×1, microSDカードリーダー, 3.5mmヘッドセット端子 |
| 外部出力 | USB‑C(DisplayPort Alt Mode)で外部ディスプレイ出力対応 |
| バッテリー | 約11時間駆動 / ACアダプター最大45W |
| サイズ / 重量 | 361.30×249.90×18.90 mm / 1800 g |
| OS | ChromeOS |
Amazon.co.jp限定仕様(標準4GBモデル比でメモリ倍増)。数値は販売ページ記載に基づく。
結論:“ブラウジングと書類作成用の大画面Chromebook”。8GBで体感は安定、ただし性能は入門級。
8GBメモリはChromebookでも同時作業の余裕につながる。
64GB eMMCは小容量:Google DriveやmicroSDの併用が前提。
USB‑C×2=充電+映像出力に対応。HDMIが要るなら変換アダプターを用意。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
価格が手頃:学業・家用の入門PCとして導入しやすい。
FHDノングレアの15.6型:画面が広く、反射が少ない。
8GBメモリ:タブを多めに開いても余裕が生まれる。
Wi‑Fi 6 & BT 5.2:無線まわりは現行規格で安心。
USB‑C給電/映像:モニターやドックで拡張しやすい。
注意して選びたい点
処理性能は最低限:Celeron N4500は重い処理が苦手。
64GB eMMCは遅くて小さい:ローカル保存は最小限に。
約1.8kgで重め:毎日持ち運ぶには負担。
端子は少なめ:USB‑Aは1基、HDMIなし。
増設不可:メモリ/ストレージは後から盛れない。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | ○ |
理由を見る軽作業中心なら発熱・騒音とも控えめで安定。 |
| 軽さ・持ち運び | × |
理由を見る約1.8kg。通学・通勤の常時携行には重い。 |
| バッテリー重視 | △ |
理由を見る公称約11時間。1日使うには節電設定の工夫が必要。 |
| コスパ重視 | ○ |
理由を見る価格は抑えめ。用途が合えば満足度は高い。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見る15.6型筐体でキーは打ちやすいが配列の好みは分かれる。 |
| 画面の見やすさ | △ |
理由を見るFHD/ノングレアで文書は見やすい。色・輝度は並。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る92万画素カメラとアレイマイクで実用的(高画質ではない)。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見るGoogle Workspace/学習ツールと相性◎。8GBで複数タブも安心。 |
| 写真・軽い動画編集 | × |
理由を見るブラウザ/Androidアプリで軽い補正程度が現実的。 |
| ゲーム | × |
理由を見るブラウザ/Androidの軽量タイトル向け。3Dは厳しい。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るLinuxコンテナは動くがCPU/ストレージがネック。 |
| 拡張性・長期運用 | × |
理由を見る増設不可&ChromeOSの自動更新期限(AUE)は機種依存で要確認。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
8GB化の恩恵:4GB機で起きやすいタブ詰まりやカクつきが減る、という声が多い。
起動と更新の軽さ:ChromeOSは起動が速く管理も簡単。家族や学校で扱いやすい。
重量とストレージは割り切り:据え置き前提やクラウド運用なら満足度が上がる。
実機の体感はネットワーク品質や拡張(USB‑Cドック/外部モニター)に左右されます。購入前に利用アプリと保存先(クラウド/ローカル)を見積もるのがコツ。
注意点ガイド
性能は入門級:多数の拡張機能や重いWebアプリは苦手。
64GB eMMC:容量/速度ともに余裕がない。
1.8kgで可搬性が低い:持ち運び中心なら軽量14型が無難。
端子不足:USB‑A×1のみ、HDMIなし→ハブ費用を見込む。
増設不可:メモリ・内部ストレージは固定。
用途が“ブラウジング+書類中心”に収まるかが見極めポイント。外部モニターやUSB‑Cドックを活用すると据え置き運用が快適。
比較・代替案
標準モデル(CX1500CKA-NJ0457):メモリ4GBで価格は下がるが動作余裕が小さい。8GB版推奨。
軽さ優先のChromebook:14型・1.4kg前後のモデル。持ち運びが多い人向け。
容量重視の低価格Windows:8GB/256GB SSD級(N100など)のセール機。Office/周辺機器の互換性で有利。
性能重視:動画編集や重い作業があるならRyzen 5/7やCore系のWindowsノートへ。
比較時は重量・メモリ容量・内部ストレージ(eMMCかSSDか)・端子数をチェック。Chromebookはクラウド活用が前提。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
ASUS Chromebook CX1(CX1500CKA-NJ0480)は、FHDの大画面と8GBメモリで“毎日のブラウジング+書類作成”を気持ちよくする入門機。対して、Celeron級の処理性能と64GB eMMC、1.8kgの重さはハッキリした割り切りが必要。
買ってよい人:クラウド前提で学業・家用の文書/授業/動画を手軽にこなしたい。外部モニター前提の据え置き運用も◎。
見送る人:ローカルに大量保存したい、Windowsアプリを使う、動画編集や3D/ゲームもやりたい。
購入前チェック:必要な周辺機器(HDMI変換/USBハブ/外部SSD)、クラウド容量、学校/会社の管理ルール(ゼロタッチ登録)。
用語の超かんたん解説
- ゼロタッチ登録
管理者が手元で設定を用意すれば、端末はログインだけで自動構成される仕組み。学校・法人で大量導入が簡単。
- eMMC
安価なフラッシュストレージ。SSDより速度が遅めで、容量も小さいことが多い。
- DisplayPort Alt Mode
USB‑Cから映像信号を出す規格。USB‑C to HDMI/DPアダプターで外部モニターに接続できる。
