ACEMAGIC S1 ミニPC(Intel N97/16GB/512GB) |小型静音×4Kデュアル出力×デュアルLAN
Alder Lake-N97+16GBメモリの省電力ミニ。前面ステータスLCDとRGBを備え、HDMI×2で4K×2画面・デュアルLANで小規模サーバー用途にも対応。価格と拡張性は“必要十分”レベルで重作業は割り切り。
結論
買っていい人:デスク省スペースで静かに常用したい人に最適。Web/Office、動画視聴、リモート接続用の常時稼働、小規模ホームサーバーや広告サイネージにも使い勝手良し。4K×2出力とLAN×2で在宅ワークの拠点PCにも。
見送るべき人:動画編集や3Dゲームなど“重い処理”を長時間回したい人、メモリ32GB以上やUSB-C/Thunderbolt必須の人は不向き。N97の処理力と拡張性の上限を理解して選びたい。
Intel N97(4C/4T, 最大3.6GHz)で日常作業はキビキビ。ただし重い並列処理は苦手。
HDMI2.0×2で4K@60Hzのデュアル表示。前面の小型IPSステータスLCDで温度や負荷を確認可能。
LAN×2・Wi‑Fi 6/BT5.2。ルータ代替や分離ネットワークなど小技が効く。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / ミニPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | ACEMAGIC / S1(Intel N97) |
| 画面 | 本体ディスプレイなし。外部モニタ利用想定/前面に小型IPSステータスLCD(CPU温度・負荷・時刻など表示)。 |
| CPU | Intel Alder Lake-N N97 (4C/4T, up to 3.6GHz) |
| メモリ | 16GB DDR4-2666(SO-DIMM×1) |
| ストレージ | 512GB M.2 2280 SATA SSD。拡張:M.2 2280(NVMe/SATA, 最大2TB)×1、SATA 2.5″(最大2TB)×1。 |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(Alder Lake-N, 24EU, 最大1.2GHz) |
| 無線 | Wi‑Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.2。 |
| 入出力 | 前面/背面:USB3.0 Type‑A×2、USB2.0 Type‑A×2、RJ45 1GbE×2、HDMI2.0×2、3.5mmオーディオ×1、DC IN×1。 |
| 外部出力 | HDMI2.0×2(各4K@60Hz)。最大2画面同時出力。 |
| サイズ / 重量 | 123.80×128.00×40.90 mm / 380 g |
| OS | Windows 11 Pro(プリインストール) |
前面LCD/照明は付属アプリで制御。LCDの消灯は電源OFF時のみ。仕様はロット/販売時期で差異の可能性あり。
“小さく静かで必要十分”——4K×2とLAN×2で据え置き運用がしやすい省電力ミニ。
拡張はストレージ中心:M.2+2.5″の2系統。メモリは最大16GBまで。
4K@60Hz×2のHDMIでマルチ表示が手軽。オフィス/サイネージに◎。
デュアルLANでルータ/ブリッジ/監視ネットワークなど小規模サーバー用途に便利。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
とても小型・静音:約12.4×12.8×4.1cm/約380gで設置自由。軽負荷は静か。
4K@60Hz×2出力:HDMI2.0×2でデュアルモニタが簡単。
LANポート×2:自宅NW分離やゲートウェイ化などに使える。
Wi‑Fi 6+BT5.2:無線まわりが新しめで周辺機器接続が安定。
ストレージ拡張が容易:M.2 2280+2.5″で容量を後から盛りやすい。
前面LCD&RGB:稼働状況が見えて便利(好みで演出も)。
注意して選びたい点
CPUは入門帯:N97は日常用途向け。重い動画編集/3D/AAAゲームは厳しい。
メモリは最大16GB:SO-DIMM1基で上限16GB。大規模アプリ多用には不足。
USB-C非搭載:拡張はUSB-AとHDMI頼み。ドック前提なら別機種を検討。
内蔵GPUは最小限:eSportsも設定を大きく落とす前提。
LCDの挙動に注意:専用アプリ依存/完全消灯は電源OFFのみ。
有線は1GbE止まり:2.5GbEは非対応。高速NAS環境だと足かせ。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | ○ |
理由を見る省電力CPU+小型ファンで静かに常時運用しやすい。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る約380gで片手サイズ。移設や持ち出しもしやすい。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見るバッテリー非搭載の据え置き用。無停電化はUPSで。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見るセールなら強いが、定価帯ではN100系の対抗も多い。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見る外付けキーボード/マウス次第。好みの周辺機器を選べる。 |
| 画面の見やすさ | × |
理由を見る本体に大画面なし。外部ディスプレイ依存(4K×2は可)。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る処理は十分。カメラ/マイク/スピーカーは別途用意が必要。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見る文書/表計算/ブラウズは快適。デュアル画面で効率UP。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見る軽い補正や短編なら可。長尺/高ビットレートは非推奨。 |
| ゲーム | × |
理由を見るレトロ/軽量タイトル中心。3D大作は設定を大幅に下げても厳しい。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見る軽いWeb/スクリプト/IoTゲートウェイ用途に。コンテナ多用はメモリ上限に注意。 |
| 拡張性・長期運用 | × |
理由を見るストレージは盛れるが、メモリ上限16GBとUSB-C/2.5GbE非対応が制約。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
静音性:常時起動でも耳障りが少ないという声が多い。
前面LCDの賛否:稼働状況が見えて便利だが、制御アプリ依存・完全消灯不可が不満点に。
デュアルLANの活用:宅内ゲートウェイ/広告配信端末/監視用途で便利という実例が目立つ。
実機の体感は設置環境(通気/温度)とソフト構成で変わります。まずは最新ドライバ適用とWindows更新を。
注意点ガイド
重い処理は苦手:動画編集や3Dレンダは時間がかかる。
メモリ上限16GB:将来の増設余地が小さい。
USB-Cなし:映像出力や高速外付けは制約あり。
1GbEまで:高速NAS/10GbE環境ではボトルネック。
LCD制御の注意:ドライバ/ユーティリティ導入が前提、完全消灯不可。
“できること/できないこと”の線引きがハッキリ。軽作業・常時稼働・多画面表示に振り切れば満足度は高い。
比較・代替案
S1(N97/16GB/512GB):まずは標準構成でOK。必要ならM.2や2.5″で容量を追加。
さらに小型が良い:ACEMAGIC T8 Plus(N97)。超小型筐体でHDMI×3/デュアルLAN。拡張や無線規格は要確認。
USB-Cや2.5GbEが必須:対応端子を備えるN100/新Core Ultra搭載ミニPCを検討。価格は上がるが将来性は高い。
重い作業もしたい:Ryzen 7/Intel Core Hクラス+32GB以上のミニPCや小型タワーへ。
同価格帯でも端子や無線の規格差が大きい分野。用途(画面数/ネットワーク/拡張)を先に決めてから比較を。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
ACEMAGIC S1(N97)は、“小さく静かで必要十分”を体現した実用ミニ。4K×2表示とLAN×2で据え置き運用がしやすく、在宅や軽サーバーの母艦にちょうど良い。一方でCPU/GPUは入門級、メモリは最大16GB、USB‑C/2.5GbE非対応と上限は明確。ここを飲み込めるならコスパは高い。
買ってよい人:省スペース・静音重視。Web/Officeや常時稼働、小規模サーバー、4K×2表示を安価に実現したい。
見送る人:動画編集/3D/最新ゲームもこなしたい、メモリ32GB以上やUSB‑C/2.5GbEが必須。
価格はセールで上下が大きいモデル。必要ストレージは後から増設可だが、メモリ上限は要計画。
用語の超かんたん解説
- Alder Lake‑N(N97)
Intelの省電力CPU。4コア/4スレッドで日常作業向け。高負荷の連続処理は苦手。
- デュアルLAN
LANポートを2基搭載。自宅内のネットワーク分離や簡易ルータ/ブリッジ構成に便利。
- M.2 2280
細長いSSD規格(幅22mm・長さ80mm)。SATA/PCIeの2方式があり、対応は機種ごとに異なる。
