Apple 13インチ iPad Pro(M5, 2025) |“薄く、速く、XDR OLED”
M5とUltra Retina XDR(タンデムOLED)。Apple Intelligence対応、Wi‑Fi 7やThunderbolt/USB4で仕事も創作も快適。ただし端子は最小限で<i>iPadOSの制約</i>は残る。
結論
買っていい人:最高の画面と機動力で、イラスト・写真レタッチ・動画の下準備・文書作成・学業を気持ちよく進めたい人。Apple Pencil ProやMagic Keyboardで紙→デジタルのワークフローを固めたい人にも◎。
見送るべき人:ノートPC完全代替を狙う人、複数の外部ディスプレイ常用、豊富な端子やストレージの内蔵拡張を求める人。価格対性能を厳しく見るならAir系/Windows 2-in-1も検討を。
Ultra Retina XDR(タンデムOLED)で最大1,600nit(HDR)。P3/True Tone/ProMotion 10–120Hz対応。
Apple N1+Wi‑Fi 7(802.11be, 2×2 MIMO)とBluetooth 6、Thread対応で通信まわりが最新。
TB/USB4で外部1台:6K@60Hzまたは4K@120Hzに対応。複数外部は不可。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | タブレットPC / スレート型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | Apple / iPad Pro 13(M5, 2025) |
| 画面 | 13.0インチ Ultra Retina XDR(タンデムOLED)/ 2752×2064 / ProMotion 10–120Hz / 広色域P3 / True Tone / 反射防止 / Nano‑texture(1TB/2TBのオプション)/ SDR 1000nit・HDRピーク1600nit。 |
| CPU | Apple M5 |
| メモリ | 12GB(256/512GB構成)/16GB(1TB/2TB構成)。 |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB。 |
| グラフィックス | Apple M5内蔵 10コアGPU。ハードウェアレイトレーシング対応、AV1デコード対応。 |
| カメラ / マイク | 背面12MP広角(f/1.8)+LiDAR、前面12MP(横向き/センターフレーム)。スタジオ品質4マイク、4スピーカーオーディオ。 |
| 無線 | Apple N1無線チップ、Wi‑Fi 7(802.11be, 2×2 MIMO, 同時デュアルバンド)、Bluetooth 6、Thread。 |
| 入出力 | Thunderbolt / USB4(最大40Gbps, USB3 10Gbps互換, DisplayPort Alt対応)×1、Smart Connector、磁気コネクタ。 |
| 外部出力 | 外部1台:最大6K@60Hz または 4K@120Hz。TB3デジタル出力/USB‑C経由でDP標準対応。AirPlayミラーリングは最大4K。 |
| バッテリー | 38.99Wh。Wi‑Fiでのインターネット/動画:最大10時間。40W以上のUSB‑C電源で約30分50%(高速充電対応)。 |
| サイズ / 重量 | 281.60×215.50×5.10 mm / 579 g |
| OS | iPadOS 26(Liquid Glassデザイン、Apple Intelligence対応)。 |
数値はApple公式仕様。構成(容量/Cellular)や周辺機器で挙動が変わります。
迷ったら:表示品質(XDR OLED)とモバイル性は一級。外部は1台限定・端子は1口なので運用を設計してから買う。
16GBメモリが必要なら1TB/2TB構成を選ぶ(256/512GBは12GB)。
Nano‑textureは映り込みを抑える代わりに、わずかな粒状感が出る場合あり。現物確認推奨。
外部出力は6K@60か4K@120の1台まで。複数画面は割り切りが必要。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
5.1mm・579gの薄軽ボディ。持ち運びストレスが少ない。
Ultra Retina XDR(タンデムOLED)の黒/コントラストと1,600nit HDRで写真・映像が映える。
M5+12/16GBでアプリ切替やAI処理も俊敏。ハードウェアRT/AV1対応。
Wi‑Fi 7+TB/USB4で通信/外部接続が今後も安心。
横向きフロント12MPと4マイク/4スピーカーでオンライン会議の品質が高い。
注意して選びたい点
価格は高め。本体に加え、Pencil/Keyboardは別売りで総額が跳ねやすい。
端子が実質1口(TB/USB4×1)。同時充電と周辺機器はハブ/ドック前提。
外部ディスプレイは1台まで。複数画面ワークには不向き。
iPadOSの制約:一部開発/特殊業務・仮想化・ドライバ依存機器は難しい。
増設不可:メモリ/ストレージは購入時が最終回答。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | ○ |
理由を見るファンレスで静か。熱/騒音の心配が少ない。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る約579g・5.1mm。毎日持ち歩いても負担が小さい。 |
| バッテリー重視 | △ |
理由を見る公称最大10時間。長丁場は充電器やモバイルバッテリー併用で安定。 |
| コスパ重視 | × |
理由を見る表示・性能は最高峰だが総額は重め。Air系が割安。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見るMagic Keyboardで快適化。ただし配列/重量/価格の妥協は必要。 |
| 画面の見やすさ | ○ |
理由を見るXDR OLEDで高コントラスト。反射防止/Nano‑textureの選択肢あり。 |
| Web会議 | ○ |
理由を見る横向き前面12MP+4マイク/4スピーカーで画質・音質が良好。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見るOffice/ノートは快適。外部1画面とiPadOSの制約は理解して運用。 |
| 写真・軽い動画編集 | ○ |
理由を見るP3/HDR表示とM5で下準備〜短尺編集が軽快。長尺/多層は上位環境が有利。 |
| ゲーム | △ |
理由を見るモバイル/Apple Arcadeは快適。PC級の重量級は非対応や設定妥協。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るIDE/仮想化/コンテナ運用は制限多め。ノートPC環境の方が現実的。 |
| 拡張性・長期運用 | × |
理由を見る端子1口・増設不可。購入時に容量/構成を慎重に。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
表示品質は圧倒的という声が多い一方、Nano‑textureは映り込み低減と引き換えに軽い粒状感の指摘も。
外部4K/120Hz対応は歓迎。とはいえ1台限定なので据え置き多画面派は割り切りが必要。
Wi‑Fi 7を活かすには対応ルーター/環境が必須。既存Wi‑Fiでは体感差が小さいケースも。
実際の体感はアプリ/周辺機器/ネット環境で変動します。購入前に使用シナリオを具体化して必要な容量・アクセサリ・外部表示条件を確認しましょう。
注意点ガイド
総額が高い(本体+Pencil/Keyboardで高額化)。
端子不足:TB/USB4×1。ハブ/ドック必須の場面が多い。
外部は1台まで(6K@60 or 4K@120)。多画面作業は不向き。
iPadOSの制約:PC向け周辺機器/ソフトは動かないものがある。
増設不可:メモリ/SSDは後から増やせない。
用途がハマれば最強クラスの“持ち歩ける作業画面”。一方でPC的な拡張/多画面/特殊ソフトは苦手。
比較・代替案
iPad Pro 11(M5):より軽量・安価。画面広さより携帯性重視ならこちら。
1TB/2TB構成:16GBメモリとNano‑textureの選択肢。重めの編集や多数アプリ並行なら有利。
Wi‑Fi + Cellular:外出先でも常時接続したい人向け(eSIM専用)。
iPad Air(13/11):価格重視。表示/性能は十分で総額を抑えやすい。
MacBook Air 13:ノートPC代替や複数外部ディスプレイ重視ならこちら。
Windows 2-in-1(Surface系):フルデスクトップアプリや豊富な端子が必要な用途に。
アクセサリ費用(Pencil/Keyboard/ハブ/保護)込みで総額を試算。Nano‑textureや大容量は再販価値も考慮。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
iPad Pro 13(M5)は、最高級のXDR OLEDと最新接続(Wi‑Fi 7+TB/USB4)、薄く軽いボディで“持ち運べる作業画面”として一級品。反面、端子1口・外部1台・増設不可という設計はそのまま。用途がハマれば満足度は非常に高いが、PC代替を望むなら要計画。
買ってよい人:表示品質と携帯性を最優先し、手書き+キーボードで資料作り/編集を快適にしたい。
見送る人:複数外部モニタや豊富な端子/拡張、PCソフト必須のワークフロー。
価格は強気:セール/学割/整備済品の活用や、必要容量・アクセサリを最初に決め切るのがコツ。
用語の超かんたん解説
- Ultra Retina XDR(タンデムOLED)
2枚の有機ELを重ねる方式。高輝度と深い黒でHDR表示が強い。
- Wi‑Fi 7(802.11be)
最新無線規格。高速・低遅延。対応ルーターがないと真価を発揮しにくい。
- Thunderbolt / USB4
最大40Gbpsの高速端子。映像出力や高速ストレージ、ドック接続に使う。
