GMKtec NucBox G9(4ベイNASミニPC) |“1台でPC+NAS”
Intel Processor N150+LPDDR5 12GB。4ベイNASで最大16TB拡張、Wi‑Fi 6と2.5GデュアルLAN、4K×3画面出力。Windows 11 ProとUbuntuのデュアルOS対応。
結論
買っていい人:家庭や小規模オフィスで“PC+NAS+メディアサーバー”を1台にまとめたい人。Windowsで事務・在宅ワーク、Ubuntuでファイル共有/バックアップ/簡易サーバーなどを両立したい用途に。
見送るべき人:重い動画編集・3D・AAAゲーム・大規模仮想化を想定する人。RAIDやホットスワップなど専用NAS機の快適さを重視する人も見送り推奨。
4ベイNAS一体型:最大16TB(4TB×4)に拡張、バックアップや家族/チーム共有を省スペースで。
2.5GデュアルLAN+Wi‑Fi 6:高速かつ冗長構成にしやすい。
同時3画面 4K@60Hz:HDMI×2+USB‑C(DP)でマルチモニタが簡単。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / ミニPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | GMKtec / NucBox G9 |
| CPU | Intel Core N150 (Twin Lake) |
| メモリ | LPDDR5 12GB(メーカー表記で最大16GB)。 |
| ストレージ | 64GB eMMC+1TB SSD内蔵。 |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(統合GPU) |
| 無線 | Wi‑Fi 6、Bluetooth(バージョン不明)。 |
| 入出力 | USB 3.2 Gen2×3、USB‑C(DisplayPort Alt Mode)、HDMI×2、2.5G LAN(RJ45)×2、VESAマウント付属。 |
| 外部出力 | 同時3画面出力:最大4K@60Hz(HDMI×2+USB‑C)。 |
| サイズ / 重量 | 146.60×100.25×38.75 mm |
| OS | Windows 11 Pro と Ubuntu のデュアルOS対応。 |
掲載情報ベース。ベイの規格(NVMe/SATA)やRAID可否は要確認。
省スペースで“PC+NAS”を一台化—2.5G×2と4K×3画面で在宅〜小規模オフィスの要を押さえる。
4ベイNASで最大16TBまで拡張。バックアップ/共有を手軽に。
2.5G LAN×2+Wi‑Fi 6で高速・安定のネットワーク。
N150+12GBは日常・事務向け。重い処理は不得手。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
4ベイNAS一体型:PCとファイルサーバーを省スペースで構築。
2.5G LAN×2:高速転送や冗長化/分離構成に有利。
4K×3画面:HDMI×2+USB‑C(DP)でマルチタスクが捗る。
静音・効率冷却:負荷時も安定を狙った二重タービン設計。
小型筐体+VESA対応:146×100×38.8mm級で設置しやすい。
注意して選びたい点
CPUは入門クラス(N150):重い編集/3D/AAAゲームは非現実的。
メモリ12GBで余裕は小さめ:拡張/交換の可否は要確認。
NAS機能はソフト任せ:RAID/ホットスワップ/通知などはOS設定次第。
eMMC+SSDの二段構成:どこにOS/アプリを置くか計画が必要。
高速端子は控えめ:Thunderbolt/USB4やSDスロットは非搭載。
満載時の発熱/騒音:4ベイ運用は冷却/設置に配慮を。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る低負荷は静か。4ベイ満載や連続アクセス時はファンが動く。 |
| 軽さ・持ち運び | △ |
理由を見る小型で持ち運びやすいがAC電源必須。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見る据え置き用。バッテリーは非搭載。 |
| コスパ重視 | ○ |
理由を見るPCとNASを一体化でき、機器を分けるより安価に収まる場合が多い。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキーボード/マウス/ディスプレイは別途用意が必要。 |
| 画面の見やすさ | × |
理由を見る本体にディスプレイはなし。外部モニタ依存。 |
| Web会議 | △ |
理由を見るカメラ/マイクは外付け前提。事務用途なら十分。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見るOffice/ブラウズ/資料作成は快適。タブ開き過ぎはメモリに注意。 |
| 写真・軽い動画編集 | × |
理由を見る短いフルHD編集程度。4Kや重いエフェクトは厳しい。 |
| ゲーム | × |
理由を見る統合GPUで軽め/レトロ中心。最新3Dは設定を大幅に下げても厳しい。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見る軽めの開発は可。Docker/VM多用や並列ビルドは力不足。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見る4ベイで容量は盛りやすいが、CPU/メモリの伸びしろは小さい。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
4ベイ運用時の熱設計が論点。連続書き込みや夏場の温度管理に注意。
2.5G×2の活かし方:リンク冗長/用途分離などはOS側の設定次第。
デュアルOS:Windows/Ubuntuの切替やドライバ適合は構成により体験差が出やすい。
NASとして使う場合はRAID/通知/スナップショット/バックアップ運用をOS/ソフトで補う必要があります。
注意点ガイド
CPU性能:N150は軽作業向け。重い処理は時間がかかる。
メモリの増設可否が不明:購入前に確認推奨。
NAS機能は自己構築:RAID/監視/自動復旧はOS・ツール任せ。
高速外部I/Oが少ない:TB4/USB4/SDなし。将来の拡張性は限定的。
発熱・騒音リスク:4ベイ満載・常時運用では設置/換気が重要。
“1台に集約”は便利な一方、障害時の影響も大きい。重要データは外部バックアップも併用を。
比較・代替案
構成違いを確認:メモリ(12→16GB)や内蔵SSD容量違いのバリエーションがあれば優先度に合わせて選択。
ストレージは後付けで最適化:用途に応じてSATA/NVMe/容量を組み合わせ、最大16TBまで拡張。
専用NASで安定運用:Synology/QNAP等の2〜4ベイNAS(2.5GbE対応)+手持ちPCの組合せ。
性能重視のミニPC:Core Ultra/Ryzen 7級ミニPC+別体NAS。編集/開発が多い人向け。
静音優先:ファンレス/低回転設計のNASや外付けストレージで常時稼働の騒音を抑える。
選び方:一体型は省スペース・導入容易、別体構成は安定・拡張性に強い。用途と運用体制で決めよう。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
NucBox G9は“ミニPC+4ベイNAS”を小型筐体に凝縮。2.5G×2と4K×3画面で在宅〜小規模オフィスの土台を作れる一方、CPUは入門クラス、メモリは控えめ、NAS機能は自己構築。刺さる人には強力な省スペース解。
買ってよい人:PCとNASを1台で省スペース化し、事務作業とデータ共有を両立したい。
見送る人:重い編集/3D/ゲーム、NASの“お任せ運用”や拡張I/O(TB4等)を求める。
購入前チェック:ベイの規格/RAID可否、メモリ増設可否、発熱と設置環境、停電対策(UPS)。
用語の超かんたん解説
- NAS
Network Attached Storage。ネットワーク共有のストレージ。RAID/ユーザー管理/バックアップなどを備える。
- 2.5G LAN
2.5ギガビット有線LAN。一般的な1GbEより高速で大容量ファイルの転送が速い。
- eMMC
フラッシュメモリの一種。SSDより遅いことが多く、OS/アプリ配置は計画が必要。
