GPD Pocket 4(Ryzen 7 8840U/16GB/1TB) |“手のひらWindows×144Hz×2.5GbE”
国内正規代理店(天空)1年保証のUMPC。8.8型 2560×1600/144Hzタッチ、2.5G有線LAN・USB4・HDMI・指紋認証を装備。約770g/45Whで、モジュール式拡張(microSD標準/KVM・LTE等は別売)。
結論
買っていい人:“超小型でも本気のWindows”が必要な人に。現場の機器管理(KVM)、ネットワーク検証、外出先の資料作成や軽い編集、出先での配信サブPCなどで強い。2.5G有線LAN+USB4+HDMIで据え置き運用にも繋げやすい。
見送るべき人:長時間バッテリー・大型画面・快適なタイピングを最優先する人、重い3Dゲームや長時間レンダを想定する人は不向き。LPDDRメモリは増設不可で後から盛れない点も要注意。
8.8型 2.5K/144Hz/タッチの高精細パネル。T字ヒンジで最大180°回転して共有もしやすい。
2.5G有線LANやUSB4(40Gbps)、HDMI 2.1、USB-A×2を搭載。モジュールでKVM/LTE/RS232に拡張可(microSDは標準)。
45Whバッテリーで約9時間目安。。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | ノートパソコン / ハンドヘルドPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | GPD / Pocket 4(Ryzen 7 8840U/16GB/1TB, 天空オリジナル) |
| 画面 | 8.8インチ IPS(LTPS)/ 2560×1600(16:10)/ 144Hz(60–144Hz)/ 10点タッチ / DCI-P3 97% / 500nit / 343ppi / T字ヒンジで最大180°回転。 |
| CPU | AMD Ryzen 7 8840U |
| メモリ | 16GB LPDDR5X-7500(デュアルチャネル)。。 |
| ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD(2280片面対応/PCIe 4.0×4、換装可)。microSD(UHS-I, V30, A2)は標準モジュールで拡張可。 |
| グラフィックス | AMD Radeon 780M(統合GPU) |
| カメラ / マイク | 500万画素 超広角(2592×1944)/ 内蔵マイク×2 / ステレオスピーカー(2W×2、DTS:X Ultra対応)。 |
| 無線 | Wi‑Fi 6E(2×2, MU‑MIMO)、Bluetooth 5.3、有線LAN:RJ45 2.5GbE(10/100/1000/2500Mbps)。 |
| 入出力 | USB4(40Gbps, 充電可)×1、USB‑C 3.2 Gen2(10Gbps, 充電可)×1、USB‑A 3.2 Gen2×1、USB‑A 2.0×1、HDMI 2.1×1、3.5mmヘッドセット×1、指紋認証一体型電源ボタン、microSDモジュール(標準)、、リセットホール。 |
| 外部出力 | USB4(DP Alt)/ HDMI 2.1で外部ディスプレイ出力に対応。。 |
| バッテリー | 45Wh。約9時間目安(条件下)。100W PD急速充電対応(約29分で50%)。 |
| サイズ / 重量 | 206.80×144.50×22.20 mm / 770 g |
| OS | Windows 11 Home(64ビット) |
数値はメーカー/国内代理店公表値に基づく。構成や条件により前後します。
ポイント3つ:144Hzの見やすさ、2.5G有線LANとUSB4の拡張、モジュール式で“用途合わせ”。
現場に強いI/O:RJ45 2.5GbE+USB4+HDMIで“繋ぐ”が完結。ドック併用で据え置きも。
ストレージは換装可:M.2 2280(片面)対応。容量が心配なら早めに1〜2TBへ。
電池は割り切り:45Wh。144Hz常用は消費↑。移動日はリフレッシュ60Hz/輝度控えめが現実的。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
8.8型 2.5K/144Hzで小さくても視認性と滑らかさを両立。
2.5G有線LAN内蔵でリモート/機器管理に強い。Wi‑Fi 6Eも搭載。
USB4+HDMI 2.1+USB-A×2で入出力が充実。
モジュール式拡張(microSD標準/KVM・LTE等は別売)で用途に最適化。
約770gとUMPCとしては携帯しやすい重量。
指紋認証でサッと復帰・ログイン。
注意して選びたい点
キーボード/タッチパッドは小型:長文入力は疲れやすい。外付け推奨。
バッテリーは45Wh:設定次第で持ち時間に差。144Hz常用は持ち時間が短め。
高負荷の持続性能/騒音:小型筐体ゆえ長時間レンダやAAAゲーム連続は厳しめ。
メモリ増設不可:後から盛れない。用途次第で32GB以上の上位構成も検討。
M.2は片面実装限定:SSD選定に注意。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る軽作業は静かだが、重負荷ではファン音が出やすい。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る約770gで“常時携行”も現実的。ACも小型PDでOK。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見る45Wh。設定次第だが終日駆動は難しく、工夫が必要。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見る小型+豊富I/Oという特性に価値。純粋な性能/容量単価では不利。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキー/タッチパッドが小さく長文は疲れる。外付け推奨。 |
| 画面の見やすさ | △ |
理由を見る2.5K/144Hz/500nitで表示は良好。ただし8.8型ゆえ文字は小さめ。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る500万画素カメラとデュアルマイク。静かな環境なら十分。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見る短時間の編集・資料作成は快適。長時間は外部キーボード/モニタ推奨。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見るRadeon 780Mで軽編集は可能。色確認/操作性は外部モニタ推奨。 |
| ゲーム | △ |
理由を見るフルHD中設定クラスは狙える。重いAAAは画質調整やFSR前提。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見るDocker/VMはメモリ16GBだと余裕薄。用途次第で上位構成を。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るUSB4/HDMI/2.5GbE+M.2換装で延命しやすい。メモリだけは固定。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
有線2.5GbEとKVMモジュールは管理/保守系で刺さる、という評価が多い。
熱と騒音は使い方次第。静音モードや60Hz運用で快適さが増すという声。
表示は高評価:小さいが精細で明るい。長時間作業は外部モニタ併用が定番。
実機体験では“設定”が体感を大きく左右。リフレッシュレート/電源プロファイル/外部入力機器の活用で快適度が変わります。
注意点ガイド
長文入力は不向き:小型配列で疲れやすい。外付けキーボード前提で考える。
バッテリーは工夫必須:45Wh。輝度/リフレッシュ/省電力設定を詰めたい。
高負荷の連続運用は苦手:サーマル余裕が小さく騒音も出やすい。
メモリは固定:LPDDR5Xで増設不可。購入時に必要容量を決める。
SSDは片面2280限定:交換時は対応モデルを選定。
使い方がハマれば最強の“現場UMPC”。合わない用途(長文作業・長時間AAA・重い動画/3Dの連続処理)では割り切りを。
比較・代替案
Ryzen AI 9 HX 370モデル:GPUがRadeon 890Mで3D性能↑。重い作業や最新ゲーム重視ならこちら。
メモリは32GB/64GB:マルチタスク/VM/編集が多いなら増量構成を。
SSD 2TB構成:素材やゲームを多く入れるなら。M.2換装も可(片面2280)。
より大画面で据え置き寄り:GPD WIN Max 2(10.1型)。入出力やキーボードの余裕重視。
ゲーム寄りの携帯性:GPD WIN Mini。ゲーム操作が中心なら検討。
据え置き強化:USB4対応eGPU(例:GPD G1)で自宅では3D性能を底上げ。。
同シリーズはCPU/メモリ/SSD/モジュールの選択肢が多い。用途と予算で最適解を選ぶのがコツ。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
GPD Pocket 4は、8.8型2.5K/144Hzに2.5G有線LAN+USB4+HDMIを詰め込んだ“現場向けUMPC”。小ささゆえの入力/バッテリー/持続性能は割り切りが必要だが、ハマる人には替えが利かない一台。
買ってよい人:小型I/O重視で出先の検証・管理・配信補助・外部モニタ併用を想定する人。
見送る人:一台で長文仕事や長時間ゲーム/レンダをこなしたい人、メモリ増設を前提にしたい人。
購入時にメモリ容量を確定(増設不可)。据え置きはUSB4ドック/外部モニタで快適化。
用語の超かんたん解説
- USB4
最大40Gbpsの汎用高速ポート。映像出力(DP Alt)や高速ストレージ/ドック/eGPU接続に使える。
- KVMモジュール
映像入力(HDMI IN)とUSB入力で他機器を直接操作できる拡張。サーバ/機器保守に便利。
- 2.5GbE
有線LANの2.5ギガビット規格。一般的な1GbEより高速で、大容量転送や低遅延が狙える。
