LG gram 14(14Z90S-VP54J) |“1120gで最大31時間”の軽量長時間ノート
14型WUXGA IPS × DCI-P3 99%の広色域。Core Ultra 5 125H+16GBで日常〜ビジネスは軽快。72Whの大容量バッテリーと顔認証を備える一方、SSDは256GBと小さめでメモリは増設不可。
結論
買っていい人:とにかく軽く・長く使えるノートが欲しい人。資料作成、Web会議、出張や通学など“持ち歩き前提”の仕事・学業に合う。広色域(DCI-P3 99%)で写真閲覧やプレゼンも見栄え良。
見送るべき人:容量・拡張性を重視する人や、ゲーム/動画編集など重い処理を長時間回す人。SSD 256GBは心細く、メモリは後から増やせません。
1120g×72Whの両立。動画約14h/アイドル最大31hの公称で一日仕事を支えやすい。
色域DCI-P3 99%の14型WUXGA IPS。反射防止で見やすいが輝度は。
端子が実用的:Thunderbolt 4(USB4)×1+USB-C×1、USB-A×2、HDMI、ヘッドセット端子。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | ノートパソコン / クラムシェル型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | LG / 14Z90S-VP54J |
| 画面 | 14.0型 IPS / 1920×1200(WUXGA, 16:10)/ アンチグレア / 60Hz / 輝度 350cd/㎡ / コントラスト 1,200:1 / 広色域 DCI-P3 99%(標準値) |
| CPU | Intel Core Ultra 5 125H |
| メモリ | 16GB LPDDR5X-6400(デュアルチャネル)。 |
| ストレージ | NVMe SSD 256GB(PCIe 4.0×4)。 |
| グラフィックス | Intel Arc Graphics(統合型iGPU)。 |
| カメラ / マイク | FHD(1080p)カメラ、顔認証(Windows Hello)対応。ステレオスピーカー 1.5W+1.5W/Dolby Atmos。 |
| 無線 | Wi‑Fi 6E(IEEE802.11ax, a/b/g/n/ac対応)、Bluetooth 5.3。 |
| 入出力 | Thunderbolt 4(USB4 Gen3x2, 最大40Gbps)×1、USB-C(USB 3.2 Gen2, 10Gbps)×1、USB-A(USB 3.2 Gen1, 5Gbps)×2、HDMI×1、ヘッドセット端子(3.5mm, 兼用)。 |
| 外部出力 | HDMI出力×1とUSB-C(DP Alt/TB4)で外部ディスプレイ対応(解像度・リフレッシュは機器/ケーブル条件による)。 |
| バッテリー | 72Wh(リチウムイオン, 2セル)/ 動画約14時間・アイドル最大31時間目安 / 65W USB-PD充電(最大約3時間)。 |
| サイズ / 重量 | 312.00×214.30×16.90 mm / 1120 g |
| OS | Windows 11 Pro |
公称仕様に基づく。構成・環境で実測は変動。SSDは増設可だがメモリは購入時固定。
1120g×72Whで“丸一日を軽くこなす”14型モバイル。弱点は容量とiGPU。
空きM.2スロットあり:あとからSSDを増設/換装しやすい(要自己責任)。
TB4ポートは1基のみ。ドック常用ならハブ計画を。
広色域DCI-P3 99%で色がリッチ。屋外では350nitゆえ輝度は限界あり。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
とても軽い(1120g):14型で持ち運びがラク。
大容量72Whで長時間:移動の多い日も電源不安が減る。
色がきれい:DCI-P3 99%で写真や資料の見栄えが良い。
端子が揃う:TB4+USB-C/USB-A×2+HDMIでドックなしでも戦える。
顔認証+TPM:Windows 11 Proでセキュリティ運用もしやすい。
SSDをあとで増やせる:M.2空きスロットで容量問題に手当て可能。
注意して選びたい点
SSD 256GBはすぐ埋まる:写真/動画/Officeを入れると余白が心許ない。
メモリは増設不可:16GB固定。重い編集やVM多用は余裕が薄い。
TB4は1基のみ:高速ストレージ+映像+給電を同時にこなすと窮屈。
画面は60Hz・350nit:動きの滑らかさや屋外視認性は上位機に劣る。
iGPU性能は実用域:最新3Dゲームや長時間のエンコードは設定を下げる/上位機推奨。
価格対容量は割高感:同価格帯の他機は512GB以上が主流な場面も。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る軽作業は静か。高負荷では薄型ゆえファン音はそれなり。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る1.12kgで通勤・通学バッグでも負担小。 |
| バッテリー重視 | ○ |
理由を見る72Whで動画約14h・アイドル31h公称。1日外出の安心感。 |
| コスパ重視 | × |
理由を見る性能は十分だが256GBで割高に見えやすい。セールや上位容量も比較を。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見る日本語83キー/約1.65mmストローク。打ち心地は無難。 |
| 画面の見やすさ | ○ |
理由を見るDCI-P3 99%で色鮮やか。輝度350nitは屋外だと物足りない場面も。 |
| Web会議 | △ |
理由を見るFHDカメラ+顔認証。マイク・スピーカーは標準的。静かな環境向き。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見るCPUは余裕あり。容量はSSD増設で対処しやすい。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見る広色域でプレビュー良好。長尺4Kや多レイヤは厳しめ。 |
| ゲーム | × |
理由を見るiGPUはカジュアル中心。重いタイトルは設定を大きく妥協。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見るコード/資料は快適。VM/Docker多用は16GBの壁。TB4ドックで拡張を。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るSSDは増設可だがメモリ固定。購入時に用途を見極めて。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
“軽いのに電池がもつ”点の評価が高い。実利用では明るさ・負荷で駆動時間が大きく変わる。
キーボードは素直:約1.65mmで打鍵は軽め。静音性は環境に依存。
Arc iGPUは実用域:eスポーツや軽めの3Dなら設定次第。AAA級は妥協が前提。
ストレージ256GBは早期に圧迫しがち。空きM.2での増設が現実解という声。
実機の体感はTDP設定・明るさ・ソフト構成で変化します。まずは用途の重さと必要容量(特に写真/動画)を見積もり、メモリは増設不可・SSDは増設可という特性で計画を。
注意点ガイド
容量が少ない:SSD 256GBは余裕なし。増設か上位容量を検討。
メモリ固定:16GBからの増設不可。買う時が最終回答。
TB4が1基のみ:映像出力・給電・高速周辺機器の同時利用で逼迫。
画面輝度:350nitは屋外や明るい会議室で物足りない。
持続性能:薄型軽量ゆえ高負荷の連続処理は伸びにくい。
軽快・長時間の“移動仕事向け”として優秀。容量や重い処理の要求が高いなら、上位構成や別カテゴリ(dGPU搭載機)を検討。
比較・代替案
14Z90S-VP55J:同系の512GB SSD構成(色は同じオブシディアンブラック)。
14Z90S-VP56J:512GB+エッセンスホワイトの色違い。
14Z90S(Ultra 7搭載モデル):CPU余力が必要なら上位CPU構成を検討。
価格と容量優先:同価格帯で512GB〜1TB/16〜32GBのセール機(Ryzen/Intel U/Hクラス)を比較。
クリエイティブ強化:動画編集・3D中心ならdGPU搭載ノートや上位冷却の15〜16型へ。
ペン入力が要る:2-in-1タイプ(ペン付)やLG gram Pro 2-in-1など。
同シリーズは容量・色・CPU違いが多数。まず“必要SSD容量”を決め、次に“持ち運び頻度”と“端子の使い方(TB4は1基)”で選別すると失敗しにくい。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
LG gram 14(14Z90S-VP54J)は、1.12kgと72Whで“軽いのに長く使える”14型モバイル。広色域WUXGAで見やすく、端子も実用的。ただしSSD 256GBとメモリ固定、iGPUの3D力は割り切りが必要。用途がハマれば快適な相棒。
買ってよい人:毎日持ち歩き、文書・表計算・ブラウズ・会議が中心。色域重視の資料作成や写真閲覧も。
見送る人:容量&増設重視、長時間の動画/3D処理、最新ゲームを快適に楽しみたい。
購入時ポイント:メモリは固定/SSDは増設可。TB4は1基なのでドック計画を。
用語の超かんたん解説
- Thunderbolt 4(USB4)
最大40Gbpsの高速端子。映像出力(DisplayPort Alt Mode)やドック接続に使う。
- DCI-P3 99%
映画制作向けの広い色域。写真や映像が鮮やかに表示される。sRGBより色の範囲が広い。
- Intel Core Ultra(NPU内蔵)
AI処理用のNPUを備えたCPU世代。通常の処理はCPU/GPU、AI推論はNPUに任せて省電力化できる。
