XPPen Magic Note Pad 10.95インチ 電子カラーノートパッド |“紙のような書き心地に振り切ったAndroidノートタブレット”

3色モード対応のX-Paperディスプレイ+16K筆圧ペン+Android 14搭載の電子ノート特化タブレット。<br>一般的なエンタメ向けタブレットというより、「手書きメモ・読書・資料への書き込み」に役割を絞った1台で、microSD/イヤホン端子や背面カメラは割り切り。

新品 16K筆圧ペン付属 90Hz X-Paperディスプレイ Android 14 & Google Play

結論

買っていい人:手書きノート・PDFへの書き込み・読書・ラフスケッチがメインで、「紙のノートをほぼ全部デジタルにしたい」人にはかなりハマる1台。
軽くて薄く、付属ケースと16K筆圧ペン込みなので、ペン入力前提なら価格も納得しやすい構成です。

見送るべき人:ゲームや動画視聴中心の“普通のAndroidタブレット”が欲しい人、microSDやイヤホン端子が必須な人は見送り推奨。SoC性能はスマホ中堅クラスで、重い3Dゲームや動画編集用には力不足です。

要点(ここだけ):
  • 10.95インチ X-Paperディスプレイ(1920×1200/90Hz/AGナノエッチング)は紙に近い見え方で、反射・ギラつきを抑えつつカラー表示も可能。3つのカラーモードで読書〜色付きノートまで対応。

  • X3 Pro Pencil 2付属・16384段階の筆圧で、充電やペアリング不要の電池レスペン。ペンスロット&マグネット収納付きで、書き味も評判の高いレベル。

  • Android 14+6GB/128GBでGoogle Playアプリが使える一方、microSDスロット・背面カメラ・イヤホンジャックは非搭載。ストレージ拡張や有線イヤホン前提だと不便。

         
おすすめ用途:仕事や授業のメモ、PDFへの書き込み、読書、構想メモやネーム・ラフスケッチなど「紙ノート+蛍光ペン」をまるごと置き換えたい人におすすめ。
一般的なAndroidタブレットよりノート用途に振り切っているので、その方向性がハマるなら満足度は高めです。
妥協ポイント:SoC性能はあくまでミドルクラスで、PC代わりに重い処理を回す用途には不向き。ストレージは128GB固定でmicroSD非対応3.5mmイヤホン端子や背面カメラも省略されている点は割り切りが必要です。

基本スペックと特徴

基本スペック(クリック/タップで展開)
PCタイプ タブレットPC / スレート型
ブランド / モデル XPPen / Magic Note Pad(MNP01_JP)
画面

10.95インチ 3-in-1 X-Paper液晶(1920×1200 WUXGA, 90Hz, 約400nit, sRGB 95%カバー, 1670万色, フルラミネーション, AGナノエッチング, 低ブルーライト認証)

CPU

Unknown (model not specified in product listing)

メモリ

6GB RAM(メモリ/後から増設不可)

ストレージ

128GB 内部ストレージ(ROM)。microSDカードスロット非搭載のため容量は固定。

グラフィックス

Mali-G57 MC2(SoC内蔵モバイルGPU。2D描画や軽いゲーム向けで、本格3Dゲーム用ではない)

カメラ / マイク

フロントカメラ:1300万画素(リアカメラなし)/デュアルマイク内蔵。ノート撮影よりもビデオ会議や自撮り寄りの構成。

無線

Wi‑Fi 5(802.11a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.1。LTE/5Gなどモバイル通信機能は非搭載。

入出力

USB Type‑C×1、ステレオスピーカー×2、マイク×2。3.5mmイヤホン端子やmicroSDスロットはなし

バッテリー

8000mAh内蔵バッテリー(20W PD充電対応)。メモ・読書中心なら丸一日〜数日レベルを狙ったスタミナ設計。

サイズ / 重量 259.00×182.00×7.00 mm / 495 g
OS

Android 14(Google Play対応/XPPen NotesやWPS Office体験版などプリインストール)

一般的なエンタメタブレットと違い、ペン入力とノート機能に特化した構成。microSD・背面カメラ・イヤホン端子などを削ってでも「書き心地」「持ち運びやすさ」「専用ノートアプリ」を優先したモデルです。

ミニ解説

ポイントは「紙に近い書き心地」と「割り切った構成」──ノート重視なら刺さるが、何でもタブレットとして買うと物足りない。

  • X-Paperディスプレイ+AGナノエッチングで、反射を抑えた“紙っぽい見え方”。90Hz駆動なのでペン先の追従も滑らかです。

  • X3 Pro Pencil 2は16384筆圧・電池不要・マグネット収納対応。紙のノート感覚でサッと取り出して書けるのが強み。

  • ストレージは128GB固定でmicroSD非対応。ノートやPDF主体なら十分ですが、大量の動画・画像保存には向きません。

推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に

良いところ

  • 紙に近い書き心地のディスプレイ:AG(反射防止)+フルラミネーションでギラつきが少なく、長時間の読書やノートでも目がラク。

  • 16K筆圧ペン&充電不要:X3 Pro Pencil 2は16384段階の筆圧と柔らかいペン先で、手書きノートからラフなイラストまで快適。

  • ノートアプリが最初から充実:XPPen NotesでPDF取り込み・手書き文字変換・録音連携など、紙のノートでは難しい使い方がしやすい。

  • 495g・厚さ7mmで軽量薄型:付属マグネットケース込みでも持ち運びやすく、A5〜B5ノート感覚でカバンに入れられます。

  • Android 14+Google Play対応:ノート専用端末に見えても、中身は普通のAndroidタブレットなので、SNSや動画アプリもひと通り利用可能。

注意して選びたい点

  • 価格は“ノート特化”に払えるかどうか:純粋なスペック(6GB/128GB+ミドルSoC)だけ見ると、同価格帯の一般タブレットより割高に感じる人も。

  • microSDなし・128GB固定:大量の動画・画像・オフライン資料を詰め込みたい人には厳しめ。クラウド前提の設計です。

  • イヤホンジャック非搭載:有線ヘッドセット派はUSB‑C変換やBluetooth前提。会議用に3.5mm端子が欲しい人には不向き。

  • 背面カメラがない:紙資料を撮って取り込む用途には向かず、スキャン用途はスマホ任せになります。

  • ゲーム・重い処理には非力:SoCはHelio G99クラスで、2D中心の軽いゲームならともかく、3Dゲームや動画編集を本気でやるにはパワー不足。

どんな人におすすめか

○ おすすめ △ 普通 × おすすめしない
目的・シーン おすすめ度 理由 / コツ
安定動作・静音
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ファンレス構造で動作音はほぼゼロ。処理もミドルクラスSoCなので発熱も比較的穏やかで、ノート用途なら安定して使えます。

軽さ・持ち運び
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約495g・厚さ7mmと10インチ級としてはかなりスリム。付属ケース込みでも紙ノート感覚で持ち歩けます。

バッテリー重視
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8000mAhバッテリーで、ノート・読書中心なら丸一日〜数日レベルを狙える容量。動画やゲーム多用でなければ電池持ちは良好です。

コスパ重視
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純スペックだけ見ると割高ですが、ペン性能とディスプレイ・ノート機能に価値を感じるなら十分検討の余地あり、という立ち位置。

入力の快適さ
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16K筆圧ペン+低遅延90Hz表示で、ペン入力の快適さはAndroid勢でも上位クラス。キーボード入力が欲しければBluetooth接続で補えます。

画面の見やすさ
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1920×1200のフルHDクラス解像度とAG加工で、文字も図も見やすい。ブルーライト軽減対応で長時間の読書にも向きます。

Web会議
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1300万画素フロントカメラとデュアルマイクで画質・音質は十分。ただしイヤホン端子はないので、ヘッドセットはBluetoothかUSB‑C経由が前提。

事務作業・学業
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ノート・資料閲覧・PDF書き込みには非常に強い一方、マルチウィンドウ作業やOffice重作業ではミドルSoCと6GB RAMがボトルネックになる場合も。

写真・軽い動画編集
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SNS用の簡単なトリミングや書き込み程度なら問題なし。ただしCPU/GPU性能は控えめで、本格的な編集はPCやハイエンドタブレット向きです。

ゲーム ×
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パズルや2D中心の軽いタイトルなら動きますが、3Dゲームや高フレームレートを狙う用途にはパワー不足。ゲーム目的なら別機種推奨。

開発・解析 ×
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Androidアプリの軽いテスト程度は可能ですが、CPU性能・メモリ容量ともに開発マシンとして使うには心許ないレベルです。

拡張性・長期運用 ×
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microSD非対応・メモリ/ストレージ増設不可で拡張性は低め。ノート主体なら長く使えますが、汎用タブレットとして長期運用するには余裕が少なめです。

実機レビューでの論点(要点だけ)

  • ペンの書き味と追従性は高評価という声が多く、紙ノートから乗り換えても違和感が少ないというレビューが目立ちます。

  • 光の反射が少なく、屋内照明下でも目が疲れにくいという評価が多い一方、一般的なグレア液晶の“パキッとした派手さ”を好む人には地味に感じることも。

  • microSD・イヤホンジャック・背面カメラなしを「思い切った割り切り」と好意的に見る声と、「ここまで削るならもう少し安く…」という意見に分かれます。

  • XPPen Notesの機能自体は便利だが、手書き文字認識やUIの日本語対応はアップデート待ちの面もあるという報告もあり、ソフト面は今後の改善余地ありという印象。

         

実際のユーザーレビューでは「ペンと画面の質」は概ね高評価で、ノート・スケッチ用途への満足度が高い一方、価格・拡張性・ソフトウェアの細かな完成度には厳しめの指摘も見られます。ハマる人には手放せないが、“とりあえず安いタブレット”を求めている人には勧めにくいタイプの製品です。

注意点ガイド

  • microSDスロットなし:写真・動画・オフライン教材を大量保存したい人には不向き。128GBを使い切ると整理前提になります。

  • 3.5mmイヤホン端子非搭載:会議や語学学習で有線ヘッドセットを使いたい場合、USB‑C変換やBluetooth機器の追加コストが発生。

  • 背面カメラ非搭載:紙の資料を撮ってそのままPDFに、というワークフローはスマホ併用が前提になります。

  • SoC性能はスマホ中堅クラス:ブラウジングやノート用途には十分でも、3Dゲームや重い動画編集をタブレット単体でこなすには厳しい。

  • 価格感はやや強気:同価格帯の一般Androidタブレットと比べると、スペック表だけでは見劣りする場面も。「ノート特化」の価値を感じるかが分かれ目。

欠点は「汎用タブレット」として見たときに目立ちます。逆に言えば、用途をノート・読書・ドキュメント注釈に絞れる人ほど、デメリットをあまり感じずに使えるモデルです。

比較・代替案

同シリーズの選び方
  • XPPen Magic Drawing Pad:同社の12.2インチAndroidタブレット。より一般的な描画タブレット寄りで、microSD対応や大きめ画面が欲しい人はこちらが候補。

  • UGEE Fun Drawing Pad UT2 / Trio Pad UT3:同系統のペン特化Androidタブレット。ノートよりもイラスト・お絵かき重視なら比較検討する価値あり。

用途別に替えたほうが幸せ
  • 汎用タブレット重視:動画視聴・ゲーム・マルチタスクまで広くこなしたいなら、Galaxy Tab SシリーズやLenovo Tab Pシリーズ+スタイラス(S Pen/USIペン)も要チェック。

  • 白黒での読書・ノート特化:目の負担を極力減らしたいなら、BOOX Note Air系やKindle Scribe、reMarkable 2などE Ink(電子ペーパー)系ノート端末も候補になります。

  • 価格優先でペン付きAndroid:ペン入力は欲しいがコストを抑えたい場合、ミドルクラスSoC+ペン対応の一般Androidタブレット(例:型落ちのGalaxy Tab S/FEなど)のセール品を狙う手もあります。

同じ予算帯でも「汎用タブレット」「電子ペーパー」「ペン特化Android」など方向性が大きく異なります。動画・ゲーム中心か/ノート中心か/読書中心かを決めてから候補を絞ると失敗しにくくなります。

まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ

XPPen Magic Note Padは、「紙に近い書き心地」×「Android 14」×「16K筆圧ペン」に振り切った電子ノート系タブレットです。スペック表だけ見ると割高で拡張性も低い一方、手書きノート・PDFへの書き込み・読書がメインなら、一般タブレットよりも気持ちよく使える“道具寄り”の1台と言えます。

  • 買ってよい人:紙ノートやルーズリーフの山を1台にまとめたい/授業・会議メモやPDF資料への書き込みが中心/ペンの書き心地を最優先したい。

  • 見送る人:動画視聴・ゲーム・写真撮影などオールラウンドなタブレットが欲しい/microSDやイヤホン端子、背面カメラが必須/同価格帯でより高性能な汎用機を求めている。

購入前に「この端末で何をどれくらいするか」を具体的に紙に書き出してみると、自分にとってMagic Note Padが“刺さる道具”かどうか判断しやすくなります。

用語の超かんたん解説

筆圧レベル(16384段階)

ペンにどれだけの強さで力をかけているかを検知する細かさの指標。数値が高いほど、細い線〜太い線の描き分けが滑らかになります。16Kは現行でもトップクラス。

リフレッシュレート(90Hz)

画面が1秒間に何回描き変わるかを示す値。一般的な60Hzよりも多い90Hzでは、スクロールやペンの追従がなめらかに感じられます。

AGナノエッチング

画面表面を細かく加工して反射や映り込みを抑える処理。ギラつきを減らし、紙に近い見た目・書き心地に近づけるための技術です。