GEEKOM GT2 Mega(Core Ultra 9 285H) |USB4×2・2.5GbE×2・Wi‑Fi 7
上位iGPU「Intel Arc 140T」搭載の小型0.9L級ミニPC。4画面(4K×4/8K×1)や高速ネットワークに強く、32GB/2TB構成で即戦力。静音性やHDMIは割り切りが必要。
結論
買っていい人:小型でも拡張力と処理性能が欲しい在宅/オフィス/クリエイティブ入門。Chrome多数タブ、Office、写真現像、短めの4K編集、軽〜中量級ゲームまでを1台でこなしたい人に。デュアル2.5GbEやUSB4でNAS/ドック運用とも好相性。
見送るべき人:超静音/無音やAAAゲームの最高設定、HDMIだけで4K120を出したい用途。専用GPUが必要な3D/エフェクト多用やeGPU帯域最優先(OCuLink前提)なら他機種を。
USB4×2+HDMI 2.0×2で最大4画面(4K×4)や8K×1に対応。高リフレッシュはUSB4経由の条件あり。
Arc 140T内蔵の上位iGPUでフルHD中心のゲームや写真/動画の軽〜中量級編集が現実的。
拡張しやすい:SO-DIMM×2(最大128GB)/M.2 2280 Gen4+M.2 2242 SATA/SD 4.0、2.5GbE×2。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / ミニPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | GEEKOM / GT2 Mega |
| CPU | Intel Core Ultra 9 285H |
| メモリ | 32GB DDR5-5600(SO-DIMM×2、最大128GB) |
| ストレージ | 2TB NVMe SSD(M.2 2280 PCIe 4.0×4)。M.2 2242 SATAスロット×1(最大2TB)。 |
| グラフィックス | Intel Arc 140T(内蔵iGPU/Xe-LPG。XeSS・レイトレーシング対応) |
| 無線 | Wi‑Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| 入出力 | USB4(40Gbps, PD対応)×2、USB 3.2 Gen2 Type‑A×5、USB 2.0 Type‑A×1、HDMI 2.0×2、RJ45 2.5GbE×2、SDカード(SD 4.0)、3.5mmオーディオ、Kensingtonロック、DC‑in。 |
| 外部出力 | 最大4画面(4K×4)または8K×1。USB4×2+HDMI 2.0×2で出力。高リフレッシュや8KはUSB4経由の要件を満たす必要あり。 |
| サイズ / 重量 | 135.00×132.00×46.90 mm |
| OS | Windows 11 Pro |
メーカー公式の仕様表を基準。ページ内でメモリ最大64/128GBの表記揺れあり(仕様表は128GB)。HDMIは2.0で4K60まで。
多ポート×上位iGPUで“据え置き万能”に近い小型機。足りないところはUSB4ドックやeGPUで補える。
M.2は2基:2280(PCIe 4.0×4)+2242(SATA)。増設・換装が容易。
4画面OK。4K120/8KはUSB4経由でケーブル・モニタ条件を確認。
OCuLink非搭載。eGPUはUSB4(TB4相当)で帯域はやや不利。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
Core Ultra 9 285Hの高いマルチ性能。事務〜軽い制作・開発まで余裕。
Arc 140T iGPUでフルHD中心のゲームや4K素材の下処理が可能。
USB4×2+2.5GbE×2+多数USB-A+SDで周辺機器を直結しやすい。
Wi‑Fi 7/BT 5.4の最新無線に対応。
SO-DIMM×2/M.2×2でメモリ・ストレージの拡張が簡単。
3年保証・PSEで国内運用も安心。
注意して選びたい点
HDMIは2.0止まり(4K60)。高リフレッシュはUSB4経由が前提。
重い3D/AAAは設定を下げるか専用GPU/eGPUが必要。
高負荷時のファン音はそれなり。静音最優先には不向き。
OCuLink非搭載でeGPU帯域はUSB4相当に限定。
メモリ最大値に表記揺れ(64/128GB)。実機はBIOS/モジュール相性に左右。
価格はセール次第。ミニPCとして強気に感じる場面も。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見るアイドルは静か、負荷をかけるとファン音は増える。通気確保で改善。 |
| 軽さ・持ち運び | × |
理由を見る据え置き前提。ACアダプタ必須でモバイル用途には不向き。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見るバッテリー非搭載。ノートの代替ではなく“据え置き小型PC”。 |
| コスパ重視 | △ |
理由を見る32GB/2TBと多ポートで用途が合えば価格相応の満足度。 |
| 入力の快適さ | △ |
理由を見る好みのキーボード/マウス/配列を選んで快適化できる。 |
| 画面の見やすさ | △ |
理由を見る最大4画面で作業領域を広げやすい(4K60中心)。 |
| Web会議 | △ |
理由を見るNPU搭載で背景ぼかし等をオフロード。安定した有線LANも便利。 |
| 事務作業・学業 | ○ |
理由を見るタブ多数+Officeが軽快。USB4ドックで配線も整理しやすい。 |
| 写真・軽い動画編集 | ○ |
理由を見るArc iGPUと高速NVMeで4Kの下処理〜軽編集が現実的。 |
| ゲーム | △ |
理由を見るフルHD中〜高設定が目安。AAAは設定調整やeGPU併用で。 |
| 開発・解析 | △ |
理由を見るメモリ増設と2.5GbE×2でDocker/VM/検証用途にも。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るM.2×2/USB4×2で余地あり。OCuLinkが無い点は割り切り。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
Arc 140Tはタイトル/ドライバ最適化で体感が変わる。最新ドライバ適用が定石。
高負荷の連続では温度と騒音が上がる。縦置きや底面クリアランス確保で安定。
USB4ドックやeGPU運用の実例多数。HDMIは2.0(4K60)に留まる点へ注意。
実機の体感はBIOS/ドライバ/設置環境でブレます。最新ドライバ適用とエアフロー確保を推奨。
注意点ガイド
HDMI 2.0で4K60止まり。4K120/8KはUSB4経由が前提。
OCuLink非搭載。eGPU帯域はUSB4(TB4相当)に限定。
高負荷時のファン音が気になる場合あり。
AAAゲームの最高設定は厳しい(iGPU)。
メモリ最大64/128GBの表記揺れ。
“据え置き万能小型”寄り。静音最優先・超高fps・HDMIだけで高リフレッシュを狙う用途はミスマッチ。
比較・代替案
GEEKOM GT1 Mega(Ultra 9 185H):価格重視。ポート構成は近いがCPU/ iGPUは一段下。
GEEKOM IT15(Ultra 9 285H):より小型路線。USB-Aは少なめで拡張はドック前提。
GMKtec EVO‑T1(Ultra 9 285H):OCuLink搭載でeGPU帯域を重視するなら。
MINISFORUM AI M1 Pro(Ryzen AI 9 HX 370):iGPUの3D性能を重視。
Ryzen 7/9系ミニPC:価格帯同等でiGPUが強いモデルも多い。ゲーム寄りなら検討価値。
8Kや4K高リフレッシュはUSB4経由の表示要件(ケーブル/モニタ)が厳しめ。購入前に環境確認を。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
GT2 MegaはUSB4×2・2.5GbE×2・SDなど拡張性が優秀で、Arc 140Tの上位iGPUにより“据え置き万能”に近い一台。静音/HDMIの制約と重い3Dの限界はあるが、小型で実務・趣味を広くカバーできる完成度。
買ってよい人:多画面・多ポート・高速LANで仕事効率を上げたい。フルHD中心のゲームや軽い編集も楽しみたい。
見送る人:静音特化、HDMIだけで4K120運用、AAAを高画質で長時間遊ぶ、OCuLink前提のeGPU重視。
価格は変動するためセール/クーポンを確認。購入後はBIOS・ドライバ更新とエアフロー確保で安定性アップ。
用語の超かんたん解説
- USB4
最大40Gbpsの多用途端子。映像出力(DP Alt)・高速外付けSSD・ドック・eGPU接続に使える。
- 2.5GbE
一般的な1GbEの約2.5倍の有線LAN。NASや大容量コピーで有利。
- NPU(Intel AI Boost)
AI処理に特化した演算器。背景ぼかし/ノイズ低減/生成AIなどをCPU/GPUから肩代わりして省電力に処理する。
