AOOSTAR N1 Pro(Intel N150|12GB/512GB) |“89mm角・2.5G×2・3画面4K60”
手のひらサイズのミニPC。4コアのIntel N150+LPDDR5 12GBで日常用途を軽快に。フル機能Type‑C(映像対応)+HDMI+DPで<b>最大3画面4K@60Hz</b>、有線は<b>2.5G LAN×2</b>。拡張は控えめで“割り切り”が必要。
結論
買っていい人:省スペース&静音でWeb/Office/リモート端末を作りたい人。3画面の情報表示や会議用端末、2.5G×2を活かしたホームゲートウェイ/宅内サーバの軽用途にも。
見送るべき人:動画編集・3D・PCゲームの本気運用、メモリ増設や多ベイ保存が必要な人。メモリは12GB固定、ストレージはM.2 2242×1のみで拡張余地が小さい。
超小型・軽量:本体約89×89×42mm/約0.22kg。設置自由度が高い。
3画面4K@60Hz:HDMI 2.0+DP+Type‑C(DP Alt)で同時出力に対応。
オンボード12GB(増設不可)+M.2 2242スロット×1(NVMe/SATA・最大2TB)。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | デスクトップパソコン / ミニPC |
|---|---|
| ブランド / モデル | AOOSTAR / N1 Pro(N150) |
| CPU | Intel N150 (Core N150) |
| メモリ | 12GB LPDDR5‑4400(オンボード・増設不可) |
| ストレージ | 512GB M.2 2242(NVMe/SATA)×1〈最大2TBまで換装可〉 |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics(Alder Lake‑N系 24EU) |
| 無線 | Wi‑Fi 5、Bluetooth 4.2 |
| 入出力 | USB‑A 3.2×3、USB‑C(DP Alt+データ+PD表記)×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort×1、2.5G LAN×2、3.5mm音声、DC入力(12V/3A) |
| 外部出力 | HDMI+DP+USB‑C(DP Alt)で最大3画面 4K@60Hz同時出力 |
| サイズ / 重量 | 89.00×89.00×42.00 mm / 220 g |
| OS | Windows 11 Pro |
メーカー公称:LPDDR5 12GB固定/M.2 2242×1(最大2TB)/無線はWi‑Fi 5+BT4.2。Type‑CはDP Alt対応・PD表記ありだが電源はDCアダプタ推奨。同時4K出力は接続機器やケーブル条件に依存。
迷ったら:用途が“軽作業+省スペース”に合うか、メモリ固定12GBで足りるかを先に決める。
デュアル2.5G LANで宅内ネットワーク用途に強い。
映像端子3系統+Type‑C(DP Alt)で3画面が組みやすい。
拡張はM.2 2242×1のみ。容量を最初から見積もる。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
手のひらサイズ:89mm角・約0.22kgで設置自由度が高い。
2.5G LAN×2:宅内サーバやゲートウェイ構成に便利。
3画面4K@60Hz:HDMI+DP+Type‑Cでマルチ表示が簡単。
低消費電力:6/12/15Wの電力設定に対応(デフォルト12W)。
価格が手頃:2万円台でSSD 512GBを搭載(換装可)。
注意して選びたい点
CPUは入門級:重いマルチタスクや長時間のエンコードには非力。
メモリは12GB固定:オンボードで増設不可。用途見積もり必須。
拡張性が限定的:M.2 2242×1のみ。2.5インチ/HDD増設は不可。
無線が旧世代:Wi‑Fi 5/BT4.2。最新規格を使うなら外付け検討。
高負荷の持続性能:薄型冷却ゆえサーマルで頭打ちになりやすい。
USB‑C給電の可否は環境依存:電源は基本DCアダプタ運用が無難。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | △ |
理由を見る低TDPで静かだが、重負荷ではファン音と性能低下が出やすい。 |
| 軽さ・持ち運び | ○ |
理由を見る約220gの極小筐体。出先のサブ用や設置替えが簡単。 |
| バッテリー重視 | × |
理由を見る据え置き電源前提。モバイルバッテリー給電は条件次第。 |
| コスパ重視 | ○ |
理由を見るこの価格で2.5G×2/3画面/512GB搭載は魅力。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見るキーボード/マウス/カメラは別途用意が必要。 |
| 画面の見やすさ | × |
理由を見る本体に画面なし。外部ディスプレイの品質次第。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る4K出力で資料共有は快適。カメラ/マイクは外付けが必要。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見るブラウザやOffice中心なら快適。タブ開き過ぎは12GBが頭打ちに。 |
| 写真・軽い動画編集 | × |
理由を見る簡単な補正程度。4Kや多数RAWは厳しい。 |
| ゲーム | × |
理由を見るeスポーツ系でも設定を大きく落とす前提。3Dは基本不向き。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るDocker/VM多用は難しい。軽いWeb/スクリプト用途に。 |
| 拡張性・長期運用 | △ |
理由を見るSSDは換装可だがメモリ固定。長期は用途を絞って使う。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
電力設定(6/12/15W)で静音/性能のバランスを取りやすい。
2.5G×2で宅内ネットワークの実験機として評価が高い。
3画面出力は便利だが、重い動画再生を同時多面で流すと負荷が上がる。
実動作は接続機器・TDP設定・設置環境に左右されます。4K×3やType‑C給電は機器/ケーブルの条件を満たす構成で。
注意点ガイド
CPU/GPUが入門:重い編集・ゲームは不向き。
メモリ増設不可:12GB固定。将来の余裕は取りにくい。
拡張性が最小限:M.2 2242×1のみ、2.5インチ非対応。
無線が古め:Wi‑Fi 5/BT4.2。高速・低遅延が必要なら外付け推奨。
高負荷連続で熱だまり:薄型冷却でサーマル限界に達しやすい。
Type‑Cの給電/映像は相性あり:安定運用はDC給電+認証ケーブル推奨。
“据え置きの軽作業機”として割り切れるかが満足度の分かれ目。
比較・代替案
容量の考え方:出荷512GB→最大2TB(M.2 2242)へ換装。長く使うなら早めに大容量へ。
冷却と電力設定:静音優先は6〜12W、瞬間性能は15W。設置環境に合わせて調整。
より安定した事務性能:Intel N100/N200の16GBモデル。メモリ余裕が効く用途なら候補。
重い作業も視野:Ryzen 7 5700U/7735HS級ミニPC。価格は上がるがCPU/GPUが段違い。
無線を最新に:Wi‑Fi 6/6E内蔵モデルや外付けWi‑Fi 6アダプタを検討。
代替は“メモリ容量”と“CPUランク”で選ぶのが近道。重い処理は上位APU/CPUへ。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
AOOSTAR N1 Pro(N150)は、超小型・低消費電力に2.5G LAN×2と3画面4K@60Hzを詰め込んだ入門ミニPC。軽作業や表示端末には最適だが、メモリ12GB固定と拡張性の少なさ、性能の頭打ちはシビアに見るべき。
買ってよい人:省スペース・静音重視でWeb/Officeや在宅端末、ネットワーク検証に使う。
見送る人:編集/3D/ゲームやVM多用、将来の増設を見込む。
購入時にSSD容量を見積もり、必要なら早めに2TBへ換装。映像ケーブルと電源は品質の良いものを用意。
用語の超かんたん解説
- 2.5G LAN
1GbEの約2.5倍の帯域を持つ有線LAN。NASやバックアップの体感速度が上がる。
- DP Alt Mode(USB‑C映像)
USB‑C端子からDisplayPort映像を出す仕組み。ケーブル/モニタの対応が必要。
- LPDDR5(オンボード)
省電力メモリ。基板直付けで増設や交換ができないのが一般的。
