Xiaomi POCO Pad(8GB/256GB) |12.1型 2.5K/120Hzと1万mAhのエンタメ特化タブ
12.1インチ・2.5K・120Hzの大画面に、10,000mAh(typ)+33W急速充電。Snapdragon 7s Gen 2とHyperOSで日常~学習・エンタメに強い一台。価格は手頃だが、重い3Dゲームや有線映像出力は割り切りたい。
結論
買っていい人:動画・読書・学習・ネット・軽いゲームを大画面で快適に。microSDで容量を盛れて、4スピーカー+Dolby Vision/Atmosの映像音響を楽しみたい人に最適。
見送るべき人:重い3Dゲームや本格クリエイティブ、外部モニタへの有線出力、PC的な拡張性を求める人は不向き。USBは2.0相当で映像出力の記載もなし。
12.1型・2.5K・120Hzの大画面でスクロールも滑らか。目に優しい各種TÜV認証・DC調光対応。
10,000mAh(typ)+33W急速充電で動画視聴16時間クラスのスタミナ(公称)。
8GB/256GB+microSD最大1.5TB対応で容量の心配が少ない。
基本スペックと特徴
基本スペック(クリック/タップで展開)
| PCタイプ | タブレットPC / スレート型 |
|---|---|
| ブランド / モデル | Xiaomi / POCO Pad |
| 画面 | 12.1インチ LCD / 2560×1600(2.5K, 16:10)/ 最大120Hz(AdaptiveSync)/ 500nit(typ), 600nit(HBM)/ 12bit色(687億色)/ Dolby Vision / DC調光 / Corning Gorilla Glass 3。 |
| CPU | Snapdragon 7s Gen 2 |
| メモリ | 8GB LPDDR4X。 |
| ストレージ | 256GB UFS 2.2。microSD(最大1.5TB)対応。 |
| グラフィックス | Qualcomm Adreno(内蔵GPU)。 |
| カメラ / マイク | 背面8MP/前面8MP(ともに1080p/30fps)。マイク内蔵。 |
| 無線 | Wi‑Fi 6(2.4/5GHz, 2×2 MIMO, Miracast)/Bluetooth 5.2(AAC/LDAC/aptX系対応)。 |
| 入出力 | USB Type‑C(USB 2.0)/microSDカードスロット。 |
| バッテリー | 10000mAh(typ, 最小9800mAh)/33W急速充電対応。 |
| サイズ / 重量 | 280.00×181.85×7.52 mm / 571 g |
| OS | Xiaomi HyperOS(Androidベース)。 |
数値はメーカー公称値ベース。構成・地域で差異あり。映像出力対応の記載は見当たらず、基本は単体利用想定。
大画面エンタメ特化の“ちょうど良い”タブ:2.5K/120Hzと大容量バッテリーで満足度高め。
画面重視なら有力。12.1型・2.5K・120Hzで動画も読書も見やすい。
容量の心配が少ない:256GB+microSD最大1.5TBに対応。
割り切り:USBは2.0相当で有線映像出力は非想定。重い3Dゲームも得意ではない。
推しポイント:“軽・静・長持ち”+2外部出力で万能な日常機に
良いところ
12.1型 2.5K/120Hzの大画面で表示が滑らか・精細。
10,000mAh+33Wで動画視聴が長く、充電も速い。
4スピーカー×Dolby Atmosでサウンドがリッチ。
256GB+microSD最大1.5TBで写真や動画を大量保存しやすい。
価格が手頃:3万円台中盤でバランス良好。
HyperOSでXiaomi端末との連携(クリップボード共有など)が使いやすい。
注意して選びたい点
重い3Dゲームは非力:Snapdragon 7s Gen 2は中位クラス。設定を下げても限界あり。
USB 2.0相当で有線映像出力は基本不可。拡張はワイヤレス前提。
キーボード/ペンは別売。PC代替を狙うなら追加投資が必要。
571gは12型として標準〜やや重め。長時間の片手持ちはしんどい。
カメラは必要十分レベル(8MP)。撮影品質に過度な期待は禁物。
どんな人におすすめか
| 目的・シーン | おすすめ度 | 理由 / コツ |
|---|---|---|
| 安定動作・静音 | ○ |
理由を見るファンレスで無音、日常用途は安定。 |
| 軽さ・持ち運び | △ |
理由を見る571gは12型として標準。ケース併用だと少し重く感じる。 |
| バッテリー重視 | ○ |
理由を見る10,000mAhで動画視聴が長い。33W急速充電対応。 |
| コスパ重視 | ○ |
理由を見る3万円台で大画面・120Hz・大容量電池の組み合わせが強い。 |
| 入力の快適さ | × |
理由を見る画面タッチ中心。物理キーボードやペンは別売で費用がかさむ。 |
| 画面の見やすさ | ○ |
理由を見る2.5K/120Hz+TÜV認証・DC調光で目に優しい。 |
| Web会議 | △ |
理由を見る前後8MPと4スピーカーで十分。マイク品質は標準的。 |
| 事務作業・学業 | △ |
理由を見るブラウズ/Office軽作業は快適。PC級の拡張は期待しない。 |
| 写真・軽い動画編集 | △ |
理由を見る短尺編集やレタッチは可。重い素材や多レイヤーは厳しい。 |
| ゲーム | × |
理由を見るカジュアル向け。重い3Dは設定ダウンでも限界あり。 |
| 開発・解析 | × |
理由を見るIDE/仮想環境は非現実的。リモート接続用途に留まる。 |
| 拡張性・長期運用 | × |
理由を見るUSB 2.0相当で拡張性は低い。OSアップデート年数は未知数。 |
実機レビューでの論点(要点だけ)
表示体験の満足度が高い:2.5K/120Hzでスクロールが気持ちよいという声。
スピーカー音量・広がりは価格帯以上という評価が多い。
ゲーム性能は割り切り:原神など重いタイトルは中〜低設定でもフレームが不安定になりがち。
実機の体感はアプリ最適化やOSバージョンで変わります。最新アップデート適用と、重い用途は設定調整を。
注意点ガイド
3D性能は中位:重量級ゲームや高度な編集は不向き。
USBは2.0相当で外部ディスプレイ出力の記載なし。
アクセサリ別売:キーボード/スタイラス導入で総額が上がる。
重量:571g+ケースで長時間手持ちは疲れる。
カメラは最低限:会議用途向け。写真品質はスマホに劣る。
“大画面エンタメ機”としては優秀。PC代替やゲーミングは求めすぎないのがコツ。
比較・代替案
8GB/256GB版:本機。microSDでさらに増設可能。
6GB/128GB構成:地域によって流通。価格重視なら候補。
純正アクセサリ:キーボード/スタイラス(別売)で学習・メモが快適に。
Redmi Pad Pro:中身はほぼ同等の兄弟機。国内流通しやすい。
Lenovo Tab P12:大画面・ペン/キーボード対応の定番。セールで狙い目。
Samsung Galaxy Tab S9 FE:Sペン同梱で手書き重視なら有力。防水も魅力。
代替は“ペンの有無・重量・映像出力(DP Alt)対応”を基準に比較すると選びやすい。
まとめ:“日常最強の軽量機”だが、値段と拡張性で人を選ぶ
POCO Padは12.1型・2.5K・120Hzと1万mAhで、リビングや学習用の“ちょうど良い”大型タブ。音も画も強く、microSDで容量も盛れる。一方で3D性能は中位、USB 2.0相当で有線映像出力は基本不可。用途がハマればコスパ良。
買ってよい人:動画・読書・学習・ブラウズ中心。大画面と電池持ちを重視し、価格は抑えたい。
見送る人:外部モニタ出力やPC的拡張、重い3D/長時間編集を求める。
購入時はケースや保護ガラス、必要ならキーボード/ペンの総額も試算を。
用語の超かんたん解説
- 2.5K(2560×1600)
フルHD(1920×1080)より高精細な解像度。文字や細部がくっきり見える。
- 120Hzリフレッシュレート
1秒あたりの画面書き換え回数。数値が高いほどスクロールが滑らか。
- Xiaomi HyperOS
Xiaomiの独自OS。Androidベースで、Xiaomi端末間の連携機能が使いやすい。
